【メディア情報】リハビリ当事者の声『リハノワ』で取材されました!

学校の人権講演会に義足パパを|車椅子・パラリンピックへの関心から「見た目で決めつけない」を考える

「子どもたちが、自分と違う人の気持ちを考えられる人権講演会を開きたい」

「車椅子で生活する方やパラリンピック選手を招いて、障害について考えてほしい」

そんな思いで人権講演会の講師を探している先生へ

障害のある人のふだんの暮らしを知り、見た目だけで決めつけないことを考える時間を、私と一緒につくりませんか。

はじめまして。

「義足パパ」こと大塚一輝です。

岐阜県で会社員として働きながら、妻と二人の娘を育てています。

右脚を膝上から切断し、義足で生活しています。

パラリンピック選手でも、車椅子を主に使う講師でもありません。

学校では、自分の人生と義足のある日常を、子どもたちに直接伝えている義足パパです。

人権講演会のこちらの記事もご覧ください。
目次

17歳でがんに。33歳で右脚を切断しました

私は高校2年生のとき、骨肉腫と診断されました。

治療のため学校を休み、戻ったときには友人たちとの時間が先へ進んでいました。

体育の授業でみんなが校庭へ行くなか、私は一人で保健室にいたこともあります。

授業に追いつけない悔しさや、取り残されたような寂しさを覚えています。

それでも、戻るのを待ってくれた先生や、授業のメモを取ってくれた友人がいました。

私が高校生活を続け、前へ進めたのは、一人で頑張ったからではありません。

33歳のとき、右脚の切断を決めました。

切断直後

「義足で働けるのか」「子どもたちと遊べるのか」「妻に負担をかけないか」。

決断の前には、たくさんの不安がありました。

そのとき妻は、「どんな決断でも応援するよ」と言ってくれました。

今の私は、義足で仕事へ行き、娘たちと出かけ、家族でサッカーを応援します。

困ることも、工夫が必要なこともあります。

でも私は、自分を不幸だとは思っていません。

講演で伝えている「不便だけど、不幸じゃない。」は、家族や仲間と暮らす中で生まれた、私自身の言葉です。

私が学校で話す理由

講演会様子

街中で、知らない人から「かわいそう」と言われたことがあります。

悪気はなかったのかもしれません。

それでも、私の生活や気持ちを知らないまま、幸せかどうかを決められたようで、心に残りました。

一方で、子どもから「義足ってかっこいいね」と言われ、うれしかったこともあります。

何気ない一言が人を傷つけることも、勇気づけることもある。

だから私は、子どもたちに会いに行きます。

私の娘たちにとって、義足は「いつものパパ」の一部です。

ほかの子どもたちにも、障害のある人を遠い存在として見るのではなく、まず一人の人として知ってほしい。

「かわいそう」で終わらせず、相手の話を聞く。

そのきっかけを授業でつくりたいのです。

岐阜県の小学校講演レポート

人権講演会で、子どもたちと何を考えるのか

「人権」という言葉は、子どもたちには少し難しく感じられるかもしれません。

私の講演では、毎日の学校生活にある場面から考えます。

初めて会った人を見た目で判断していないか。

相手の事情を聞かずに「かわいそう」と決めつけていないか。

困っていそうな友達に、どんな言葉をかけられるか。

義足は、その問いを自分のこととして考える入り口です。

病気で学校を休んだ高校時代に、待ってくれた先生やメモを届けてくれた友人の話もします。

誰かを尊重する行動は、大きなことだけではありません。

相手の話を聞き、自分にできることを選ぶところから始まります。

偏見について説明

義足を見て、触れて、自分の言葉で考える授業

講演の初めに、子どもたちへ「もし、お父さんが義足だったら、どう思う?」と尋ねることがあります。

「びっくりする」「大変そう」といった率直な答えも大切にします。

そこから、実際の義足を見たり、重さを感じたりしながら、疑問に答えます。

「どうやって歩くの?」「階段は上れる?」「走れる?」「困っている人には、何と声をかけたらいい?」。

義足の仕組みと私の暮らしを知ったあと、最初の問いをもう一度考えてもらいます。

羽島市立正木小学校の4年生への人権講演会でも、義足の実物体験と問いかけを通して、言葉の力や人との違いについて一緒に考えました。

講演で目指すのは、「義足ってすごい」という驚きだけではありません。

見た目で決めつけず、本人の気持ちを聞いてから行動することを、学校生活に持ち帰ってもらうことです。

義足パパファミリー

学校の目的に合わせてお話しします

講話、質疑応答、グループワークを組み合わせ、45分の授業から60〜90分の講演・研修までご相談いただけます。

対象授業・講演の内容例
小学生義足クイズと実物体験を通して、違いや言葉の力、友達への声のかけ方を考える
中学生・高校生がん、切断、進路、先生や友人の支えから、偏見・人権・自分で選ぶ生き方を考える
教職員・保護者無意識の決めつけや、本人の思いを聞くことの大切さを考える

人権講演会、人権週間の行事、福祉教育、探究学習、がん教育、命の授業など、先生方が子どもたちに何を持ち帰ってほしいかを事前に伺い、内容を組み立てます。

車椅子やパラリンピックを学んだあとの授業にも適しています。

私は競技の経験を語る講師ではありません。

スポーツを通じて生まれた「もっと知りたい」という気持ちから、障害のある人の毎日や、身近な人との接し方へ考えを広げるお話をします。

車椅子での暮らしや競技そのものを中心に学ぶ場合は、その当事者や選手の講演が適しています。

義足の性能を紹介

子どもたちに持ち帰ってほしいこと

私は、特別なヒーローとして紹介されたいわけではありません。

子どもたちと同じように、悩み、家族と笑い、周りの人に助けられながら生きる一人の父親です。

講演を聞いた次の日、子どもたちが友達にかける言葉を一つ変えられたら。

誰かのことを決めつけそうになったとき、「まず聞いてみよう」と思えたら。

その小さな選択こそ、私が講演を続ける理由です。

学校、教育委員会、PTA、自治体、企業・団体の皆さま。人権講演会の対象学年、人数、希望日時、場所、特に伝えたいテーマを添えて、お気軽にご相談ください。


義足パパ
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