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【愛媛県・小学校人権講演会】義足パパが大洲市立喜多小学校で講演!全学年で考えた「不便だけど、不幸じゃない」

2026年11月1日(日)、愛媛県大洲市立喜多小学校にて、日曜参観の人権講演会の講師としてお招きいただきました!

今回は、普段活動している岐阜県を飛び出して、愛媛県へ!

小学1年生から6年生までの子どもたち、そして保護者の皆さんに向けて、人権や障害理解、多様性についてお話しさせていただきました。

講演テーマは、

「不便だけど、不幸じゃない。」

僕自身のがんや脚の切断経験を通して、障害があることと不幸であることは違うというメッセージを伝えました。

そして今回は、僕にとっても新しい挑戦となる講演会でした。

目次

初めての全学年対象!小学1年生にも伝わる人権講演会を目指して

義足の方のかわいそうと思う人の子供達反応

普段の小学校での人権講演会や出前授業では、主に小学4・5年生などの高学年を対象にお話しすることが多いのですが、今回は初めて小学1年生から6年生までの全学年を対象とした講演会でした。

小学1年生と6年生では、理解できる言葉や物事の捉え方も大きく違います。

そのため、今回は低学年の子どもたちにも理解してもらえるよう、いつも以上に講演内容を工夫しました。

例えば、

  • 難しい言葉をできる限り使わず、分かりやすい表現にする
  • イラストや写真を多く取り入れ、視覚的にも理解しやすくする
  • 子どもたちが身近に感じられる質問を取り入れる
  • 義足を実際に見たり、持ったりする体験を取り入れる
  • 低学年にも伝わり、高学年にも考えてもらえる内容にする

「小学1年生にも分かる言葉で、6年生にも心に残る話をする。」

そんなことを意識しながら、今回の講演を準備しました。

単に僕の障害について知ってもらうのではなく、全学年の子どもたちが、それぞれの年齢で何かを感じ、考えられる時間になればと思いました。

義足パパが伝えたい「不便だけど、不幸じゃない」

義足パパファミリー

僕は17歳のときに骨肉腫というがんを患い、長期間の入院と抗がん剤治療を経験しました。

そして33歳で右脚を切断し、現在は義足で生活しています。

義足になってから、走ることや階段の上り下りなど、日常生活で不便に感じることはたくさんあります。

でも、僕は今、家族と一緒に幸せに暮らしています。

「障害がある=かわいそう」ではありません。

義足になって不便なことはあっても、それが必ずしも不幸というわけではないのです。

僕は、障害があるから何もできないわけではありません。

仕事もしますし、車も運転します。

家族と出かけたり、子どもたちと遊んだり、全国の学校で講演活動をしたりしています。

もちろん、苦手なことや困ることもあります。

でも、それは誰にでもあることではないでしょうか。

できないことだけで人を判断するのではなく、その人自身を見てほしい。

そんな思いを、子どもたちに伝えました。

「もし、お父さんが義足だったら?」子どもたちが自分事として考える授業

小学校の人権講演会では、障害について説明するだけでは、子どもたちにとって少し遠い話になってしまうことがあります。

だからこそ、僕が大切にしているのは、子どもたちが自分の身近な問題として考えられることです。

例えば、こんな質問をしました。

「もし、自分のお父さんが義足だったら、どう思う?」

「もし、友達が見た目だけで判断されていたら、どう思う?」

義足という普段あまり接する機会のないものを、家族や友達といった身近な存在に置き換えて考えてもらいました。

答えは一つではありません。

「びっくりする」

「どうして義足なのか聞いてみたい」

「今までと変わらず一緒に遊びたい」

いろいろな気持ちがあっていいと思います。

大切なのは、子どもたちが自分の頭で考え、相手の気持ちを想像することです。

人権教育は、難しい言葉を覚えることではなく、相手の立場になって考えることが大切だと思っています。

実際に義足を持って体験!見て・触れて・考える出前授業

義足持ち体験

今回の講演会では、実際に子どもたちに義足を持ってもらう体験も行いました。

普段はなかなか触れる機会のない義足。

実際に持ってみることで、その重さや仕組みを感じてもらいました。

さらに、高学年の子どもたちには、

「もし、この義足を一日中つけて生活するとしたら、どんなことを感じると思う?」

という問いかけも。

もちろん、義足を持つだけで義足使用者の生活のすべてが分かるわけではありません。

しかし、実際に見て、触れて、想像することが、相手への理解につながるきっかけになると考えています。

知識として学ぶだけではなく、体験を通して考える。

これが、義足パパの出前授業で大切にしていることです。

校長先生からも嬉しいお言葉!いじめと障害への偏見を身近な問題に

校長先生と義足パパ

講演後には、校長先生からも大変嬉しいお話を伺いました。

「いじめの問題と義足パパさんの偏見がつながり、子どもたちにとって身近な問題として考える機会になった」

という趣旨のお言葉をいただきました。

僕自身、とても嬉しかったです。

障害のある人への偏見と、学校生活の中で起こるいじめ。

一見違う問題に思えるかもしれませんが、どちらにも、見た目や違いだけで相手を判断してしまうことが関係している場合があります。

「自分と違うから」

「みんなと同じではないから」

そんな理由で誰かを傷つけたり、仲間外れにしたりしていないだろうか。

義足パパの話を通して、子どもたちが普段の友達との関わり方を振り返るきっかけになれば、これほど嬉しいことはありません。

僕は、単に障害について知ってもらう講演ではなく、いじめ防止や思いやり、多様性の尊重にもつながる人権教育を目指しています。

日曜参観で保護者の皆さんにも届けたかったメッセージ

今回は日曜日の参観日ということで、子どもたちだけでなく、保護者の皆さんにも講演を聞いていただきました。

僕自身も2人の娘を育てる父親です。

だからこそ、親として子どもにどんな言葉をかけるのか、どのように違いを受け止めるのかということも大切にしています。

子どもたちは、大人が思っている以上に、周りの人の言葉や態度をよく見ています。

障害のある人を見たとき、最初から「かわいそう」と決めつけるのではなく、

「どんな人なんだろう?」

「どんなことができるんだろう?」

と、自然に関心を持ってもらえたら嬉しいです。

「かわいそう」で終わらせない。

このメッセージは、子どもたちだけでなく、大人の皆さんにも届けたいことです。

講演後にいただいた温かい感想

講演後には、主催者の方からも温かいメッセージをいただきました。

「とっても素敵な講演会でした!」

「子どもたちもすごく考える機会になったと思います!」

「最後の方はうるうるきました!」

そんな嬉しい感想をいただき、僕自身も胸がいっぱいになりました。

実は、僕も講演の最後には少し泣きそうになっていました。

子どもたちが真剣に話を聞いてくれたこと、そして保護者の皆さんにも温かく受け止めていただけたこと。

遠く愛媛県まで来て、本当に良かったと思いました。

PTAの皆さんに感謝!前夜は愛媛名物で温かいおもてなし

PTAの皆さんと

今回の愛媛訪問では、講演会だけでなく、前日から大変温かく迎えていただきました。

前夜にはPTAの皆さんとご一緒させていただき、美味しい愛媛名物をたっぷり堪能!

愛媛ならではの料理を楽しみながら、皆さんと交流することができました。

PTAの皆さん、本当にありがとうございました!

遠方からの講師を温かく迎えてくださった皆さんのおかげで、安心して講演に臨むことができました。

愛媛の皆さんの優しさに触れた、本当に素敵な2日間となりました。

全国の小学校・中学校・高校で人権講演会や出前授業を受付中!

義足パパでは、全国の学校・教育関係者・PTAの皆さまから、人権講演会や出前授業のご依頼を募集しています。

小学校では、低学年から高学年まで、子どもたちの年齢に合わせて内容を工夫しています。

今回のように、小学1年生から6年生までの全学年を対象とした人権講演会にも対応しています。

中学校・高校では、周囲との違いや偏見、自分らしく生きること、困難との向き合い方などについてもお話ししています。

主な講演テーマ

  • 人権教育・いじめ防止・思いやり
  • 障害理解・多様性・共生社会
  • 命の大切さ・がん経験から学んだこと
  • 「かわいそう」で終わらせない人権講演会
  • 「不便だけど、不幸じゃない。」自分らしく生きること
  • 義足を見て・触れて・考える体験型出前授業

講演時間は45〜60分程度を中心に、学校のご希望に合わせてご相談いただけます。

また、岐阜県内だけでなく、愛知県・三重県・滋賀県・京都府・大阪府などの近隣地域はもちろん、今回の愛媛県のような遠方への出張講演も大歓迎です。

交通費をご負担いただければ、講演料が比較的少額の場合でも、できる限り全国どこへでも伺いたいと考えています。

学校やPTAのご予算に応じて、柔軟にご相談させていただきます。

「子どもたちに障害について考える機会をつくりたい」

「いじめや偏見について、自分事として考えてほしい」

「いつもとは違う体験型の人権授業を実施したい」

そんな学校関係者・PTAの皆さま、ぜひお気軽にお問い合わせください。

最後に|全国の子どもたちに「不便だけど、不幸じゃない」を届けたい

今回、愛媛県大洲市立喜多小学校で人権講演会を開催できたことに、心から感謝しています。

僕は17歳でがんになり、33歳で右脚を失いました。

人生には、自分ではどうにもならないこともあります。

それでも、今の僕は幸せです。

「不便だけど、不幸じゃない。」

「かわいそう」で終わらせない。

「みんな違って、当たり前。」

子どもたちが、見た目や障害だけで人を判断するのではなく、お互いの違いを認め合える社会になってほしい。

そして、誰もが自分らしく生きられる社会になってほしい。

そんな願いを込めて、これからも全国の学校へ足を運び、自分の経験を伝え続けていきたいと思います。

大洲市立喜多小学校の児童の皆さん、先生方、保護者の皆さん、PTAの皆さん、そして開催に関わってくださったすべての皆さま、本当にありがとうございました!

また愛媛県に伺える日を楽しみにしています!


義足パパ
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