先生方、毎日の授業準備、本当にお疲れ様です。 特に週に一度の「道徳の授業」、指導案作りや導入ネタ探し・子供の反応の薄さなどに頭を抱えていませんか?
先生教科書の話だとなんだか『きれいごと』っぽくて、高学年の子どもたちには響かない



いつも同じような流れでマンネリ化していて、子どもたちが退屈そうにしている…
そんな悩みをお持ちなら、一度教科書を置いて、「義足ユーザーの体験談」という教材を使ってみませんか?
こんにちは、義足ユーザーで講演家の「義足パパ」です。
私はがんサバイバーとして、そして足を失った当事者(切断者、義足ユーザー)として、全国の小学校・中学校で「道徳の授業」「命の授業」「人権学習」「多様性教育」の授業や講演を務めてきました。
本記事では、道徳の授業がマンネリ化してしまう理由と、その解決策として「義足ユーザーのリアルな体験談」を活用した授業づくりを紹介します。
明日から使える導入例や指導案、外部講師を呼ぶメリット、費用の目安まで、先生が知りたい情報をまとめました。
※予算が心配な先生もご安心ください。公立小学校の謝礼規定やPTA会費に合わせて柔軟に対応できます。
なぜ、教科書の道徳授業は子どもたちに「響きにくい」のか?
整いすぎた「正解」は、子どもにとって他人事になる
教科書の物語は、起承転結が整い、最終的には「正しい行い」で終わります。
現代の子どもたちは非常に鋭く「このお話の結論はどうなるべきか」「先生はどんな答えを求めているか」を瞬時に察知します。
その結果、授業は「正解探しゲーム」になりがちです。
「相手の気持ちを考えることが大切だと思いました」
「命は一つしかないから大切にしたいです」
子どもたちは完璧な「いい子」の回答を発表しますが、その心の中はどうでしょうか。
「そう言うのが正解だから」という思考停止に陥り、自分の本当の心(葛藤や本音)と向き合うことなく授業が終わってしまう。
これが「響かない」最大の原因です。
先生自身が“腹落ち”していないテーマは伝わりにくい
これは先生の指導力不足ということでは決してありません。
人間である以上、「経験したことのない話」を熱量を持って伝えるのは難しいという、構造的な問題です。
例えば、「命の尊さ」という単元。
大きな病気をしたことがない若手の先生が、マニュアル通りに「命は大切です」と説いても、それはどうしても「説明」になってしまいます。
子どもたちは敏感です。
目の前の大人が、本気でそれを語っているのか、教科書に書いてあるから語っているのかを、残酷なまでに見抜きます。
先生自身が「腹落ち(納得)」していない言葉は、残念ながら子どもたちの心までは届きません。
だからこそ、時には「その痛みを実際に知っている外部講師」の力を借りることで、授業の質が一気に変わります。
【明日すぐ使える】子どもたちの本音を引き出す「3つの魔法の質問」



「理屈はわかったけれど、具体的にどうすればいいの?」
そんな先生のために、明日使えるネタを3つ紹介します。
明日の朝の会や、道徳の授業の導入で、ぜひ子どもたちに聞いてみてください。
教科書を読むだけでは出てこない、子どもたちの「本音」や「ざわつき」が生まれるはずです。
質問①「もし明日、朝起きて片足がなくなっていたら、一番困ることは何?」
狙い: 「走れない」「サッカーできない」といった目に見えることだけでなく、「トイレどうする?」「着替えは?」「学校の階段は?」といった生活のリアルを想像させます。「かわいそう」という他人事を、一瞬で「自分事」に引き寄せる導入です。


質問②「義足(機械の足)をつけることは、『かわいそう』かな?それとも『かっこいい』かな?」
狙い: 子どもたちの価値観を揺さぶります。パラリンピック選手などを例に出し、「機械の体=サイボーグみたいでヒーローのようだ」という捉え方を提示すると、クラス内で意見が割れて議論が白熱します。


質問③「失ったもの(足)と、得たもの(人の優しさ・強さ)。どっちが多いと思う?」
狙い: これこそが道徳の核心です。正解はありません。おそらく子どもたちは悩みますし、先生も答えに詰まるかもしれません。


いかがでしたか?これらの質問をすれば、きっとユニークな意見や鋭い反応が返ってくるはずです。
しかし、一つだけ弱点があります。
先生がこの質問をしても、「本当の答え(当事者の答え)」を返すことができません。
「足がなくて一番困ったのは、実は〇〇だったんだよ」
「失ったものもあるし、不便なこともあるけど不幸ではないよ」
こうした“本物の答え”を伝えるために、ぜひ私(義足パパ)を呼んでください。「子どもたちが考えたあとに、経験者の答えを聞く」ことで、学習効果は何倍にも膨れ上がります。


マンネリ打破!「外部講師(ゲストティーチャー)」を呼ぶ3つのメリット
1. 経験者の言葉は圧倒的に響く
教科書に載っている物語は素晴らしいものですが、高学年になるほど子どもたちは「これは道徳のために作られたお話だ」と冷めた目で見てしまいがちです。
しかし、目の前に「義足」という実物をつけた大人が現れた瞬間、教室の空気は変わります。 「本当に足を切断した人の話」には、理屈を超えたリアリティがあるからです。
作り話ではない、生身の人間の「痛み」や「克服」の言葉は、子どもたちの心にダイレクトに届き、眠気や退屈を吹き飛ばします。
2. 「自分ならどうする?」を本気で考える時間になる
教科書を読むだけでは、どうしても「かわいそうな人のお話」という他人事(ひとごと)で終わってしまいがちです。
「もし明日、みんなの足がなくなったらどうする?」と問いかけると、子どもたちは初めてその状況を自分事(じぶんごと)として捉え始めます。 「怖い」「嫌だ」「どうやって学校に来よう?」 その葛藤こそが、道徳の授業で最も大切な「心を耕す時間」になります。
子どもたちは「障がい」と聞くと、自分とは関係のない「特別な世界の話」だと思いがちです。 しかし、「先生(私)も、小学生の頃はみんなと同じように元気に走り回っていたんだよ」と聞くとどうでしょうか。
私が足を失ったのは病気(がん)が原因ですが、事故や病気は誰にでも突然降りかかります。 昨日まで当たり前にあった日常が、明日も続くとは限らない。
「障がい者」と「健常者」の境界線は、実は紙一重です。
「もし、帰り道で事故にあって、明日から車椅子生活になったら?」
「もし、お友達が病気で手足が動かなくなったら?」
「対岸の火事」ではなく、「明日は我が身」かもしれない。
そう気づいた時、子どもたちは初めて、街で見かける車椅子の人や白杖の人を「自分と同じ世界に生きている仲間」として認識し、自然と「手を差し伸べたい」という気持ちが芽生えます。
そして、「明日は自分かもしれない怖い」と思って終わってしまってはいけません。
百聞は一見に如かず。
授業では実際の「義足」を子どもたちに見せ、可能であれば触ってもらいます。 メカニックでかっこいい義足、走るための義足。 それらを目の当たりにすると、子どもたちの反応は「怖い・かわいそう」から「すごい!・かっこいい!」へと変わります。
「足がない=不幸」という大人の固定観念を、子どもたちは簡単に飛び越えていきます。 「人と違うことは、不幸なことじゃない。個性なんだ」 この実感を伴った理解は、これからの多様性社会を生きていく子どもたちにとって、教科書以上の財産になると確信しています。
3. 学習指導要領との整合性



「外部講師を呼びたいけれど、管理職への説明や指導案の作成が大変そう…」
そんな先生、ご安心ください。
実は、義足ユーザーである私を呼ぶことは、文部科学省が定める「学習指導要領」の方針に合致します。
私が講演を行う際、先生方が指導案や決裁書(校長先生への説明資料)にそのまま使える根拠をまとめました。
【根拠1:社会に開かれた教育課程(総則)】
学習指導要領では、学校外の人材活用が強く推奨されています。
「教育活動の実施に必要な人的又は物的な体制を家庭や地域の人々の協力を得ながら
整えるなど,家庭や地域社会との連携及び協働を深めること。」引用:文部科学省/(小学校学習指導要領 平成29年告示 総則 第1章 第5の2(ア)より引用)
https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/new-cs/
https://www.mext.go.jp/content/20230120-mxt_kyoiku02-100002604_01.pdf
”必要な学習内容をどのように学び,どのような資質・能力を身に付けられるようにするのかを教育課程において明確にしながら,社会との連携及び協働によりその実現を図っていくという,社会に開かれた教育課程の実現が重要となる”
引用:文部科学省/(小学校学習指導要領 平成29年告示 全文5より引用)
【根拠2:第3章 特別の教科 道徳の内容項目】
私の講演内容は、以下の単元として位置づけられます。
小学校学習指導要領 平成29年告示 特別の教科 道徳
D:主として生命や自然,崇高なものとの関わりに関すること
[生命の尊さ]
〔第1学年及び第2学年〕
生きることのすばらしさを知り,生命を大切にすること。
〔第3学年及び第4学年〕
生命の尊さを知り,生命あるものを大切にすること。
〔第5学年及び第6学年〕
生命が多くの生命のつながりの中にあるかけがえのないものであること
を理解し,生命を尊重すること。引用:小学校学習指導要領 平成29年告示 特別の教科 道徳第二内容より
https://www.mext.go.jp/content/20230120-mxt_kyoiku02-100002604_01.pdf
小学校学習指導要領 平成29年告示 特別の教科 道徳
B 主として人との関わりに関すること
[親切,思いやり]
〔第1学年及び第2学年〕
身近にいる人に温かい心で接し,親切にすること。
〔第3学年及び第4学年〕
相手のことを思いやり,進んで親切にすること。
〔第5学年及び第6学年〕
誰に対しても思いやりの心をもち,相手の立場に立って親切にするこ引用:小学校学習指導要領 平成29年告示 特別の教科 道徳第二内容より
https://www.mext.go.jp/content/20230120-mxt_kyoiku02-100002604_01.pdf
小学校学習指導要領 平成29年告示 特別の教科 道徳
A [個性の伸長]
〔第1学年及び第2学年〕
自分の特徴に気付くこと。
〔第3学年及び第4学年〕
自分の特徴に気付き,長所を伸ばすこと。
〔第5学年及び第6学年〕
自分の特徴を知って,短所を改め長所を伸ばすこと。
[希望と勇気,努力と強い意志]
〔第1学年及び第2学年〕
自分のやるべき勉強や仕事をしっかりと行うこと。
〔第3学年及び第4学年〕
自分でやろうと決めた目標に向かって,強い意志をもち,粘り強くやり
抜くこと。
〔第5学年及び第6学年〕
より高い目標を立て,希望と勇気をもち,困難があってもくじけずに努
力して物事をやり抜くこと。引用:小学校学習指導要領 平成29年告示 特別の教科 道徳第二内容より
https://www.mext.go.jp/content/20230120-mxt_kyoiku02-100002604_01.pdf
- D 生命の尊さ(3~6年): がんサバイバーとして伝える、限りある命の大切さを伝えます。
- B 相互理解・寛容(5・6年): 義足ユーザーとの交流を通じた、多様性の理解を考えることができます。
- A 個性の伸長(3・4年): ハンディキャップを個性と捉える生き方を学ぶことができます
つまり、「義足パパ」を呼ぶことは、先生の個人的な思い付きではなく、国が推進する教育活動の具体的な実践として堂々と提案していただけるのです。
義足パパが提供できる「道徳授業」のテーマ実例
【個性の尊重】義足ってすごい!ヒーローみたいな足のひみつ:低・中学年〜
- 【個性の尊重】義足ってすごい!ヒーローみたいな足のひみつ:低・中学年〜
-
小学生一番人気!
義足の仕組みやかっこよさを楽しく紹介
体験型の講演にも対応!
障がいを個性として多様性やダイバーシティを考えるきっかけになります。
- 【道徳:個性の伸長】不便だけど不幸じゃない:全学年向け
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義足で生きる前向きな価値観。
「かわいそう」ではなく「自分らしく」生きる力を伝える。
いのちの尊さや大切さを経験を踏まえて子どもたちに伝えます。
- 【家族愛・感謝】人生を諦めないことの大切さ:全学年向け
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困難を乗り越えた経験から、挑戦・感謝・家族との絆を語る一人では乗り越えられなかった。
周りのサポートへの感謝を伝え、子どもたちに身近な人への感謝を想起させる。
実際の授業風景と子どもたちの反応


実際の授業の中で子ども達の素直な驚きの声や感想をたくさんいただきました。
実際に義足に触ってみようのコーナーでは、、、
「曲がるんだ!」
「思ったより重い!」
「ロボットみたいでかっこいい!」
そんな声が次々と上がり、教室は驚きと発見でいっぱいになりました。
実際、道徳の授業を終えてから、たくさんの感想をいただきました。
その中から印象的な声をご紹介します。
「義足はかっこいい道具だと思ったけど、その裏にあるお話を聞いて命の重さを初めて自分のこととして考えられました。」
「『できないこと』を数えるんじゃなくて、『どうやったらできるか』を考える姿に勇気をもらいました。」
「がんの話を聞いて、当たり前に生きている毎日が、実はすごい奇跡なんだと気づきました。」
この授業を終えた子どもたちは、義足に対する「かわいそう」「大変そう」という先入観を乗り越え、
「かっこいい」「自分らしい」「助けたい」といった前向きな気持ちを持つようになりました。


義足って見たこともないし、自分には関係ないと思ってた。でも話を聞いて、もし周りの人がそうなったら助けたいし、自分もなるかもしれないと思った。義足は“自分の個性”って言ってたのが、すごくかっこよかったです。


義足の人ってかわいそうなんだと思ってたけど、そうじゃなかった。義足は“歩けるようになる相棒”なんだって思った。これからは義足パパの話を思い出しながら生活してみたいです。
実際授業を依頼いただいた先生方からも、「義足パパの講演会を聞いて子供達が義足、障害者の方への偏見がなくなり、前向きに生きる姿が子どもたちに伝わった」 とコメントをいただきました。
この授業が、子どもたちにとって
- 自分の“いいところ”を見つけるきっかけ
- 人の違いを自然に受け入れる心
- 困っている人にそっと手を差し伸べる優しさ
につながれば、とても嬉しく思います。
もっと詳しく内容を知りたい方はこちらの記事をご参照ください。


講師を呼びたい先生へ(費用・依頼の流れ)
「予算があまりない」「準備期間が短い」といった場合でも、まずはご相談ください。
| 形式 | 体育館での全校講演、教室でのゲストティーチャー、どちらも対応可能です。 |
|---|---|
| 費用 | 学校の謝礼規定に合わせて柔軟に対応いたします。 まずはお問い合わせフォームよりご連絡ください。 相談のみでも大歓迎です! |
| 準備 | プロジェクターをご用意いただければ、あとは“身一つ(と義足)”で伺います。 |
まとめ
記憶に残る“本物の道徳”を一緒に作りませんか?
毎週の授業案作り、ネタ探し…先生方のご苦労は計り知れません。 しかし、先生が夜遅くまで悩んで作ったその時間は、必ず子どもたちの成長に繋がっているはずです。
もし、その授業の中に年に一度だけでも、「生身の人間と向き合う時間」を加えてみませんか?
教科書を閉じて、義足の実物に触れ、命のやり取りをする。
そんな「非日常」の体験は、子どもたちの記憶に深く刻まれ、何年経っても「あの時の道徳の授業、すごかったな」と思い出してもらえる“財産”になります。
「予算が確保できるか分からない」
「まずは校長先生に相談するための資料だけ欲しい」
そんな段階でも構いません。
学校の事情に合わせて、どのような授業が可能か一緒に考えさせていただきます。
「マンネリ化した道徳の授業を変えたい」
「道徳授業ネタを増やしたい」
「子どもの心に響く命の授業をしたい」
そう願う熱い先生からのご連絡を、心よりお待ちしています。



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