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【最新版】ディズニーで障害者×子連れでも安心!公式サービスと知って得する裏ワザ完全ガイド

「ディズニーに行きたいけれど、障害がある自分と小さな子どもを連れて本当に大丈夫?」と不安に感じていませんか。

このブログでは、義足パパが実際に東京ディズニーリゾートへ子連れで訪れた経験をもとに、障害者向け公式サービス(ディスアビリティアクセスサービス(DAS)など)の使い方や注意点、ベビーカー利用時のポイント、混雑を避ける回り方、休憩・トイレのコツまで、事前に知っておくと安心できる情報をまとめて解説します。

結論として、事前準備と公式サービスを正しく理解しておけば、「障害者×子連れ」でも無理なくパークを満喫することは十分可能です。

その具体的な方法と、実際に「行ってよかった」と思えた理由をこの記事でお伝えします。

目次

障害者・子連れでもディズニーは本当に楽しめる?

東京ディズニーランドと東京ディズニーシー(以下、まとめて東京ディズニーリゾート)は、障害のあるゲストや小さなお子さま連れの家族でも、できるだけ同じようにパークを楽しめるように、多くのバリアフリーサービスやサポート体制を整えているテーマパークです。公式サイトには「東京ディズニーリゾートのバリアフリー」として、障がいのある方向けのパークチケットやサポートサービス、各種施設の案内などが詳しく掲載されています(東京ディズニーリゾート 公式サイト)。

一方で、「子連れでなおかつ家族に障害があると、本当に楽しめるのか」「移動や待ち時間は大丈夫なのか」「周りに迷惑をかけないか」といった不安を抱く方も少なくありません。この章では、実際に多くのゲストが不安に感じやすいポイントと、公式サービスや現地での対応によってどのように安心して楽しめるようになるのかを、わかりやすく整理していきます。

子連れ×障害者で想像以上に心配だったこと

「障害のある家族+小さな子ども」という組み合わせで東京ディズニーリゾートへ行く場合、多くの方が共通して不安に感じやすいのは、次のようなポイントです。

心配ごと具体的な内容の例
長時間の待ち時間や行列立ちっぱなしがつらい、義足や車椅子での負担が大きい、発達障害や知的障害のある子どもが列で待てるか不安など
移動距離と段差・坂道パークが広く、義足や車椅子、ベビーカーでどこまで動けるか、段差やスロープの有無が気になる
トイレ・おむつ替え・休憩多目的トイレやオストメイト対応設備、パーソナルケアが必要な家族のケア場所、授乳やおむつ替えのしやすさ
アトラクション利用の安全性義足・車椅子・感覚過敏など、それぞれの状態で安全に利用できるアトラクションがどれか分からない
子どものぐずり・パニック音や光が強すぎて怖がる、行列でぐずる、感覚過敏のある子どもがパニックになったときどうするか
キャストや周囲への伝え方どこで誰に相談すればいいのか、どの程度まで症状や特性を伝えるべきか迷う

また、障害者手帳を持っている場合には、「どんなサポートが受けられるのか」「どのタイミングで提示すればいいのか」「同伴家族も一緒に利用できるのか」といった制度面も気になるところです。東京ディズニーリゾートでは、障がいのある方向けのパークチケットや、パークでの負担を軽減するためのサービスが用意されていますが、これらの内容を事前に把握していないと、当日あわててしまう原因にもなります(障がいのある方向けのパークチケットについて|東京ディズニーリゾート)。

実際に行って分かった「安心できた理由」

不安を抱えながらも実際に東京ディズニーリゾートを訪れた家族からは、事前に公式情報とパークのサポート内容を知っておくことで、「思った以上に安心して過ごせた」という声が多く聞かれます。その理由として代表的なのが、次のようなポイントです。

安心できたポイント具体的な内容
バリアフリー情報が事前に確認できる公式サイトの「東京ディズニーリゾートのバリアフリー」ページから、障害の種類別にアトラクション利用の注意点やサービス内容を確認できるため、当日の動き方をイメージしやすい(東京ディズニーリゾートのバリアフリー|東京ディズニーリゾート)。
困ったときに相談できる場所が明確東京ディズニーランドの「メインストリート・ハウス」や東京ディズニーシーの「ゲストリレーション」など、最初に立ち寄って相談できる場所があり、必要なサポートやアドバイスをまとめて受けられる。
負担軽減のための公式サービスが充実パークでの負担を軽減するためのサービスとして、インフォメーションブックや各種サポートサービス、多機能レストルームやパーソナルケアスペースなどが用意されており、障害のある方や子連れでも休憩やケアの計画が立てやすい(パークでの負担を軽減するためのサービス|東京ディズニーリゾート)。
キャストが状況に応じて柔軟に対応アトラクションごとの利用条件や、非常時の避難方法、車椅子・義足での乗り降りの仕方などを、その場でキャストが説明してくれるため、「自分たちの状態で本当に大丈夫か」を確認しながら利用できる。
子ども向け設備も同時に使えるベビーカー&車イス・レンタル、迷子センター、多目的トイレなど、子ども向けの設備と障害のある方向けの設備が同じエリアで案内されている箇所も多く、家族全員のケアを一度に行いやすい(各施設のサービス一覧は公式サイトにまとめられています)。

こうした仕組みによって、「家族の誰かに無理をさせている」という感覚になりにくく、子どもも大人もそれぞれのペースでパークを楽しみやすい環境が整えられています。次の章以降では、具体的な公式サービスの内容や、義足や車椅子利用時に実際にどのようなサポートが受けられるのかを、より詳しく解説していきます。

ディズニーの障害者向け公式サービス一覧【必ず知っておきたい】

東京ディズニーランド/東京ディズニーシーには、障害のあるゲストや一時的に体の機能が低下しているゲストが、安全かつ無理なく楽しめるようにするための公式サポートサービスが多数用意されています。ここでは、とくに「障害者×子連れ」での来園時に知っておきたい代表的なサービスと、利用するときの基本ポイントを整理して紹介します。

各サービスの詳細や最新情報は、必ず東京ディズニーリゾート公式サイトのパークでの負担を軽減するためのサービスバリアフリー総合ページ各施設のサービス一覧を確認してから計画を立てるようにしましょう。

サービス名主な対象主な内容子連れでのメリット
ディスアビリティアクセスサービス(DAS)障害者手帳などの対象証明書があり、列に長時間並ぶことが難しい方待ち時間を列以外の場所で過ごせるようにするサービス子どもと一緒にベンチや日陰で休みながら順番を待てる
合流利用サービス妊娠中・高齢・一時的なけがなどで列に並ぶのが難しい方グループの一部が列に並び、ご本人は別の場所で待機し後から合流親のどちらかが子どもと一緒に列に並び、もう一方が休憩しながら待てる
車イス・電動カート・介助用電動車イスのレンタル長距離歩行が難しい方、足腰に不安のある方パーク内で利用できる各種車イス・電動カートを有料で貸し出し子どものペースに合わせつつ、大人の足への負担を軽減できる
多機能レストルーム/パーソナルケアスペース車イスユーザー、オストメイト、介助スペースが必要な方など広い個室トイレや身体ケア用のスペースを利用可能子どものおむつ替えや着替え、介助を落ち着いて行える
迷子センター・救護室小学生以下のお子様や知的障害のある方、体調不良の方迷子の対応や応急処置、体調不良時のケアを実施万が一のときも、子どもと一緒に専門スタッフに任せられる安心感
車イス利用者向け鑑賞スペース車イス・電動車イスを利用している方パレードやショーを車イスのまま見やすい位置から鑑賞親子で同じ目線からショーを楽しみやすい

ディスアビリティアクセスサービス(DAS)とは

ディスアビリティアクセスサービス(DAS)は、障害者手帳などの対象となる証明書を持っていて、アトラクションの列に長時間並ぶことが難しいゲストが、待ち時間を列以外の場所で過ごせるようにする公式サービスです。待ち時間そのものを短縮するサービスではありませんが、列から離れた静かな場所で子どもと一緒に休みながら順番を待てるため、障害のある親御さんやお子さんがいるファミリーにとって大きな助けとなります。

対象となるゲスト

DASを利用できるのは、列に並ぶことができない障害のある方で、身体障害者手帳・精神障害者保健福祉手帳・療育手帳・被爆者健康手帳・戦傷病者手帳・障害福祉サービス利用のための受給者証・特定医療費(指定難病)受給者証・小児慢性特定疾病医療受給者証など、公式に定められた証明書を所持している方です。

視覚障害・知的障害・発達障害・精神障害などがある場合や、肢体不自由で移動に同伴者の補助が必要な場合は、アトラクション利用時に健常者の同伴が求められることがあります。この点は、事前に公式サイトやインフォメーションブックで確認しておくと安心です。

利用できる施設

DASの対象施設は、東京ディズニーランドと東京ディズニーシーのすべてのアトラクションと、一部のキャラクターグリーティング施設です。対象施設は変更になる可能性があるため、最新情報は東京ディズニーリゾート公式サイトの案内を確認してください。

基本的な利用の流れ

DASの利用手順は、公式サイトの説明に沿って、概ね次のようになります。

  1. パーク到着後、1日1回のみDASの登録を行う
    利用したいアトラクション、または専用の受付施設(メインストリート・ハウスやゲストリレーションなど)で、キャストにDAS利用希望を伝え、障害者手帳などの対象証明書の原本または障がい者手帳アプリと、グループ全員分のパークチケットを提示します。このとき、本人確認用に写真撮影が行われます。
  2. 利用したい施設ごとに待ち時間を設定してもらう
    対象施設のキャストに、DAS登録に使用したパークチケットを提示し、利用時間の設定を行います。通常のスタンバイ列と同等の待ち時間を基準に、列以外の場所で待機できるよう案内されます。
  3. 待ち時間は列以外の場所で待機し、時間になったら施設へ向かう
    待機時間中は、原則としてほかの対象施設を利用できない点に注意が必要です。時間になったら案内に従って施設を利用します。アトラクションは本人を含め最大6名(ご本人+グループ5名)、キャラクターグリーティング施設は最大10名まで一緒に利用できます。

利用時の注意点

DASを使う際に知っておきたいポイントは次の通りです。

  • 待ち時間自体は短縮されないため、混雑日はDASを利用しても待ち時間が長くなることがあります。
  • 待機中に他のDAS対象施設を利用することはできないため、スケジュールに余裕を持って計画する必要があります。
  • 安全確保のため、アトラクションごとに利用条件の確認が行われ、条件を満たさないと利用を断られる場合がある点も理解しておきましょう。

これらのルールを把握したうえで、子どもの年齢や体力、保護者の障害の状態に合わせて「どの施設でDASを優先的に使うか」を決めておくと、当日の動きがスムーズになります。

車椅子・義足利用者へのサポート内容

東京ディズニーリゾートでは、車イスユーザーや足に障害のあるゲストが、パーク内を安全に移動し、ショーやアトラクションを楽しめるようにするための公式サポートが整備されています。義足ユーザーの場合も、「歩行距離を減らす」「段差を避ける」「休憩しやすい動線にする」といった工夫を組み合わせることで、子連れでも負担を大きく減らせます。

パーク内で借りられる移動サポート

パークのエントランス付近にある「ベビーカー&車イス・レンタル」では、車イス・電動カート・介助用電動車イスなどを有料でレンタルできます。台数や料金、貸出条件は変更になることがあるため、最新情報は公式サイトの案内を確認してください。

主なポイントは次の通りです。

  • 大人用・小人用など複数サイズの車イスがあり、身長や体格に合わせて選べるため、子どもの車イス利用にも対応しやすいです。
  • 電動カートや介助用電動車イスも用意されており、長距離の移動が難しい方や、介助者の負担を減らしたい場合に役立ちます。
  • レンタル品はパーク内専用で、雨天時は一部車種の貸出が中止になる場合もあるため、天候が不安な日は事前チェックが欠かせません。

義足ユーザーで長時間の歩行に不安がある場合、あらかじめ車イスや電動カートの利用を前提に計画しておくと、子どものペースにも合わせやすくなります。特に子連れでは荷物も増えるため、「親が車イス、子どもはベビーカー」という組み合わせも現実的な選択肢になります。

車イス利用者向け鑑賞スペース

パレードやショーについては、車イスや電動車イスのまま視界を遮られにくい位置から鑑賞できる専用スペースが用意されています。パークによって場所や運用方法が異なりますが、基本的には次のような形で案内されます。

  • パレードルートやショー会場に、車イス利用者向けの鑑賞スペースが設定されており、キャストの案内にしたがって先着順に案内されることが多いです。
  • 鑑賞スペースの場所は日によって変わる可能性もあるため、当日キャストに場所と案内開始のタイミングを確認すると安心です。

子連れの場合、大人が車イスのままでも、子どもと同じ方向・同じ目線でパレードを楽しみやすいのが大きなメリットです。特に子どもがキャラクターに手を振ったり写真を撮ったりするシーンで、「人混みで見えなかった」というストレスを減らせます。

義足ユーザーが知っておきたいポイント

義足パパ・ママが子連れでパークを楽しむ際には、次のような公式サポートを組み合わせることで、負担を最小限にできます。

  • 長距離移動が続く日は、あらかじめ車イスや電動カートの利用を検討する(午後に疲労が出やすい場合でも、移動距離を減らすことで楽しめる時間が増えます)。
  • アトラクション利用時には、乗り場までの移動や乗車姿勢についてキャストに必ず相談する(義足の状態やバランスに応じて、安全な乗り方を一緒に考えてもらえます)。
  • インフォメーションブックやバリアフリーページで、段差やスロープの位置、多機能レストルームの場所を事前にチェックしておくと、義足の付け替えや休憩が必要になったときの動きがスムーズです。

キャストに相談できる場所と方法

東京ディズニーリゾートでは、障害の内容や体調、家族構成に合わせて、当日の回り方や利用できるサービスを一緒に考えてくれる相談窓口が複数用意されています。「こんなこと聞いていいのかな」と迷う内容でも、遠慮なくキャストに相談して大丈夫です。

入園前・入園直後に相談できる場所

障害や体調に関する相談は、入園してすぐのタイミングでまとめて行っておくと、その後の動きがとても楽になります。代表的な窓口は次の通りです。

  • 東京ディズニーランド:メインストリート・ハウス
  • 東京ディズニーシー:ゲストリレーション、パーク・インフォメーション など

ここでは、DASや合流利用サービスの登録、車イスレンタルやバリアフリールートの案内、体調や障害の状況に応じた回り方の相談ができます。子連れの場合は、「子どもの年齢・身長・怖がり具合」「親の障害の状態」「希望するアトラクション」をセットで伝えると、より実践的なアドバイスをもらえます。

パーク内で困ったときの相談先

パーク内で移動中に困ったときや、アトラクション利用前に不安が出てきた場合は、近くにいるどのキャストに声をかけても大丈夫です。必要に応じて、担当部署や専門知識のあるキャストにつないでもらえます。

特に次のようなときは、早めに相談することでトラブルを防ぎやすくなります。

  • アトラクションの待ち列に並んでいる途中で、体調の変化や痛み、義足や補装具の違和感が出てきたとき。
  • 子どもが突然不安がってしまい、音や暗さ、高さに耐えられるか心配になったとき。
  • 多機能レストルームや救護室、迷子センターなど、目的の施設の場所が分からないとき。

キャストに相談するときは、「どのような障害・症状があり」「何が不安なのか」「子どもがどういう状態か」をできる範囲で具体的に伝えると、より的確な案内を受けられます。

事前に確認しておきたい情報源

障害がある状態で子連れインパを計画する際は、事前に公式情報を読み込んでおくことが大きな安心材料になります。とくに以下のページは、最新のルールや利用条件が反映されるため、出発前に必ずチェックしておきましょう。

これらの情報をもとに、「どのサービスを利用するか」「どのタイミングでどこに相談するか」を家族で共有しておくことで、当日の不安や戸惑いをぐっと減らすことができます。

子連れ障害者に特に助かるディズニーのサポート体制

東京ディズニーランドや東京ディズニーシーには、障害のあるゲストと小さな子ども連れの家族が一緒に過ごしやすいように設計された公式サポート体制があります。バリアフリー対応の施設に加え、ディスアビリティアクセスサービス(DAS)や合流利用サービス、ベビーカー&車イス・レンタル、ベビーセンターなど、事前に知っておくと安心できる仕組みがそろっています。詳しい条件や最新情報は、東京ディズニーリゾート公式サイトの「パークでの負担を軽減するためのサービス」や「ベビーや小さな子ども連れに便利なサービス」などで案内されています。パークでの負担を軽減するためのサービス(東京ディズニーリゾート公式)ベビーや小さな子ども連れに便利なサービス(東京ディズニーリゾート公式FAQ)も併せて確認しておくと安心です。

ベビーカー利用時の配慮ポイント

子連れでのパーク利用では、ベビーカーは移動の負担を大きく減らしてくれる重要なツールです。東京ディズニーリゾートでは、自前のベビーカーの持ち込みだけでなく、パーク内でのベビーカーのレンタルサービスも用意されており、「ベビーカー&車イス・レンタル」で手続きできます。障害のある保護者やきょうだいがいる場合でも、移動手段を確保しやすい点が大きな安心材料になります。

ベビーカー利用時に特に知っておきたい配慮ポイントは、次のとおりです。

ポイント具体的な内容子連れ障害者にとってのメリット
レンタルサービスパーク内の指定場所で、対象年齢・体格に応じたベビーカーを有料でレンタル可能です。台数には限りがあるため、早めの利用が安心です。自宅からベビーカーを運ばなくてもよくなり、義足ユーザーや体力に不安がある保護者の負担を軽減できます。
バリアフリー動線パーク内にはスロープやエレベーターなど、車イスと同様にベビーカーでも通行しやすいルートが整備されています。車イス・ベビーカーを同時に利用する家族でも、同じルートで一緒に移動しやすいため、はぐれにくく安心です。
アトラクション周辺の預け場所多くのアトラクションにはベビーカー専用の駐輪スペースがあり、利用中はそこに置いておくことができます。アトラクション体験中にベビーカーを安心して預けられるため、付き添い者が荷物やベビーカーを抱えて動き回る負担を減らせます
混雑時の注意パレードルートやショー鑑賞エリアでは、混雑状況によってベビーカーをたたむように案内される場合があります。車イスや義足で立ち続けるのがつらい場合は、早めにキャストに相談して、安全に鑑賞できる場所や方法を確認しておくと安心です。

ベビーカー利用に関する細かなルールや最新の運用は変わる可能性があるため、出発前に東京ディズニーリゾート公式サイトのベビー向け案内ページやFAQを確認しておくと、当日の戸惑いを減らせます。公式FAQ「ベビーや小さな子ども連れに便利なサービス」にも関連情報がまとまっています。

子どもが疲れたときのサポート

障害のある保護者や家族にとって、子どもが疲れたりぐずったりしたときに、安心して休ませられる場所があるかどうかは大きな不安ポイントです。東京ディズニーリゾートでは、ベビーや小さな子ども向けの休憩・お世話スポットとして「ベビーセンター」が用意されており、授乳やおむつ替え、離乳食の利用などができます。ベビーセンター(東京ディズニーリゾート公式)では、利用できる設備やサービスが詳しく案内されています。

施設・サービス主な内容助かる場面の例
ベビーセンター授乳室、おむつ替えスペース、ベビー用の椅子・テーブル、調乳用のお湯(70度以上に沸騰させた水道水)や電子レンジなど、乳幼児のお世話に必要な設備が整っています。長時間の待ち時間や移動で子どもが疲れたときに、静かな環境でしっかり休ませられるので、親の体力的・精神的な負担も軽くなります。
多目的トイレパーク内各所に設置されており、車イスユーザーや介助が必要な方、子ども連れでの利用を想定した広めのスペースになっています。介助が必要な保護者と小さな子どもが一緒に入れるため、トイレのたびに家族で分かれて行動しなくてよいのが安心です。
休憩に適した屋内スペース屋内ショー施設の待ちエリアや、一部レストラン、ショップなどは、天候の影響を受けにくく座れる場所も多いため、短時間の休憩に適しています。真夏や真冬、雨の日でも、気温や天候の影響を受けにくい場所で体力を回復できるため、無理をせずに滞在時間を延ばしやすくなります。
ベビーカー&車イス・レンタル歩き疲れた子どもや、長時間の歩行が難しい家族がいる場合、ベビーカーや車イスをレンタルして移動の負担を減らせます。子どもが急に歩きたがらなくなったときや、想定以上に距離を歩いて家族全員が疲れたときの保険としても活用できます。

また、子どもが眠くなったり、刺激に疲れてしまった場合は、アトラクションの連続利用を控えて、キャストに近くの休憩スポットや比較的静かなエリアを相談すると、そのときの状況に合わせた提案をしてもらいやすくなります。

家族全員で安心して動けた理由

実際に障害のある保護者が子連れで東京ディズニーリゾートを利用すると、「家族全員で同じペースで動けるかどうか」が安心感を左右する大きなポイントだと感じるケースが多くあります。その点で、ディズニーのサポート体制は「みんな一緒に楽しむ」ことを意識して設計されているのが特徴です。

たとえば、列に長時間並ぶことが難しい場合に利用できる「ディスアビリティアクセスサービス(DAS)」や「合流利用サービス」は、待ち時間そのものを短縮するものではありませんが、列の外で家族一緒に待機できる・途中から合流できるといった形で、身体的な負担を減らしつつ体験を共有できる仕組みになっています。これにより、義足ユーザーや車イスユーザー、発達障害のある家族など、さまざまな事情を抱える家庭でも、できるだけ同じアトラクションやショーを一緒に楽しみやすくなります。

さらに、ベビーセンターや多目的トイレ、ベビーカー&車イス・レンタルなどのサービスが一体となっていることで、

  • 子どもが疲れたらすぐに休憩・お世話ができる
  • 移動距離や段差を意識しながら、車イスやベビーカーで同じルートをとりやすい
  • 困ったときにキャストに相談すれば、その場の状況に合わせた案内を受けられる

といったメリットが生まれます。「自分たちだけで何とかしなければならない」というプレッシャーが減り、キャストや公式サービスに頼れる環境が整っていることが、障害のある保護者にとっても、子どもにとっても大きな安心材料になります。

このように、東京ディズニーリゾートでは、バリアフリー対応の施設と公式サービスを組み合わせることで、障害があっても、子連れでも、家族全員が同じ思い出を共有しやすいサポート体制が整えられています。最新の利用条件や詳細は、来園前に必ず公式サイトの案内ページやFAQで確認しておくと、当日の動き方をより具体的にイメージしやすくなります。

障害者手帳があると使えるサービス・注意点まとめ

東京ディズニーリゾートでは、自治体が発行する障害者手帳や療育手帳などの「障害者手帳等」を持っているゲストを対象にした専用チケットやサポートサービスが用意されています。ここでは、実際に障害者手帳が必要となる場面や、利用時のルール・注意点、誤解しやすいポイントを整理して解説します。最新情報は必ず公式サイト(例:1デーパスポート(障がいのある方向け)案内ページなど)で確認してください。

障害者手帳提示が必要な場面

障害者手帳は「あると便利」ではなく、一部サービスでは手帳の現物(または公的アプリ)がないと利用できない必須の持ち物です。コピーや写真データでは不可と明記されています。

シーン必要となる手帳・書類主な内容
1デーパスポート(障がいのある方向け)の購入身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳などの障害者手帳等障害のある本人と同伴者1名までが、専用の1デーパスポート(障がいのある方向け)を購入可能。オンラインや対象ホテルで購入できます。
パーク入園時のチケット認証購入時に利用した障害者手帳等(原本または公式アプリ)入園ゲートでチケットをかざした後、キャストが障害者手帳を確認。手帳を忘れた場合は「障がいのある方向けチケット」では入園できず、通常チケットを別途購入する必要があります。詳しくは公式FAQ(例:「障がいのある方向けチケットを購入したが、当日証明書を忘れた場合」)で案内されています。
ディスアビリティアクセスサービス(DAS)の登録障害者手帳等(または海外の同等証明書)待ち列に長時間並ぶことが難しい場合、対象となる障害者手帳等を提示することで、DASの対象ゲストとして登録されます。登録時にグループ全員分のパークチケットが必要です。
その他、障がいのある方向けサポートの相談必要に応じて障害者手帳等の提示を求められる場合ありゲストリレーションやメインストリート・ハウスなどで、障がいの内容に応じた案内や配慮の相談をする際に、状況確認のため提示を依頼されることがあります。

なお、海外からのゲストは、日本の障害者手帳に相当する公的な証明書の提示を求められると案内されています。どの書類が該当するか不安な場合は、事前に問い合わせておくと安心です(参考:「障がいのある方をサポートするサービス」ページ)。

利用時に気をつけたいルール

障害者手帳を使って受けられるサービスには、安全確保と公平性のためのルールが細かく定められています。代表的なポイントを押さえておきましょう。

1デーパスポート(障がいのある方向け)利用のルール

  • 対象:日本の自治体が発行する障害者手帳等の所持者、およびその同伴者1名。
  • 購入場所:東京ディズニーリゾート・オンライン予約・購入サイト、公式アプリ、一部のディズニーホテル・提携ホテルなど(パーク窓口では販売されないことが明記されています)。
  • 入園方法:入園時にチケットをかざすと専用の音が鳴り、キャストが障害者手帳等の提示を確認します。
  • 忘れ物に関するルール:障害者手帳等を忘れた場合、そのチケットでは入園できず、別途通常パークチケットを購入し直す必要があると案内されています。

ディスアビリティアクセスサービス(DAS)利用のルール

  • DASは「待ち時間を短縮するサービス」ではなく、通常と同程度の待ち時間を、列の外の指定場所などで過ごせるようにするためのサービスです。
  • 対象ゲストは障害者手帳等の提示が必要で、登録時に顔写真の撮影が行われます。
  • アトラクションでの利用は対象ゲスト本人を含めて最大6名まで、キャラクターグリーティングでは最大10名までなど、人数制限があります。
  • 登録中は、指定時間を待っている間に別のアトラクションを体験することは不可とされています。
  • 安全上の理由から、視覚障害・知的障害・発達障害・精神障害のあるゲストや、移動に介助が必要なゲストは同伴者が必要と明記されており、一部のアトラクションではキャストが介助を行える場合を除き、1人での利用はできません。

これらのルールは、公式サイトの「障がいのある方をサポートするサービス」や「同伴者についてのご案内」ページ(例:「障がいのある方の同伴について」)で詳しく説明されています。

グループ全体で守りたいマナー

  • 障害者手帳等を持たない家族・友人だけでDASを利用することはできません。
  • 対象ゲスト本人が来園しない場合、その日のDAS利用や「障がいのある方向けチケット」の使用はできません。
  • 同じ障害者手帳等を、複数グループに分けてそれぞれがDAS登録するような利用はルール違反になります。
  • 症状や配慮してほしい点は、できる範囲で具体的にキャストへ伝えると、より安全でスムーズな案内を受けやすくなります(例:「長時間立っているのが難しい」「階段の上り下りが困難」など)。

誤解しやすいポイントとよくある質問

障害者手帳を持っていても、「思っていたのと違った」「使えると思っていたサービスが使えなかった」という声は少なくありません。よくある誤解と、そのポイントをまとめます。

「手帳があれば誰でも割引がある?」という誤解

東京ディズニーリゾートには、障害者手帳等を持つゲスト向けの専用1デーパスポートがありますが、常に通常料金との差額がある「割引チケット」とは限りません。販売状況や価格設定は変動するため、必ず公式サイトの最新の料金表で確認する必要があります。また、すべてのチケット種別に障がいのある方向け設定があるわけではありません。

「DASを使えば待ち時間ほぼゼロで乗れる?」という誤解

DASは、待ち時間そのものを短縮したり、ファストパスのように優先的に案内するサービスではありません。その時点のスタンバイ待ち時間と同等の時間を、列の外で過ごす仕組みであり、混雑状況によっては通常列より待ち時間が長くなる場合もあると案内されています。そのため、子連れの場合も「短時間でたくさん乗れる」と期待しすぎず、ゆとりあるスケジュールを組むことが大切です。

「手帳を忘れても、スマホの写真を見せれば大丈夫?」という誤解

公式FAQでは、障害者手帳等のコピーや写真データだけでは利用できず、原本または対応アプリが必要と明記されています。特に、「障がいのある方向けチケット」を購入していても、手帳を忘れると入園自体ができなくなり、通常チケットを買い直す必要がある点は要注意です。

「大人の障がいがあれば、子どもだけでDASを使える?」という質問

安全面から、多くのアトラクションやキャラクターグリーティングでは、障がいのあるゲストに同伴者が必要とされています。特に、発達障害・知的障害・精神障害などでサポートが必要な場合や、非常時の避難に介助が必要な場合は、「大人がついていない子どもだけで利用する」ことは想定されていません。家族や同行者が誰をどこまでサポートするか、事前に役割分担を決めておくと安心です。

「どのサービスが自分に合うか分からない」という不安

障がいの種類や状態、子どもの年齢によって「ベストな回り方」は大きく変わります。東京ディズニーリゾートでは、事前相談用の窓口や、来園時に相談できる施設(メインストリート・ハウス、ゲストリレーションなど)が案内されています。「どのサービスを使えるか分からない」「自分の状態で乗れるアトラクションを知りたい」場合は、遠慮せず公式の問い合わせ窓口や当日のキャストに相談するのがおすすめです。義足パパが実際に助けられた公式サービス体験談

私は右足に義足を装着している父親で、小学生の子どもと未就学児の2人を連れて、東京ディズニーランドと東京ディズニーシーを訪れました。事前に東京ディズニーリゾート公式サイトの「パークでの負担を軽減するためのサービス」やインフォメーションブックを確認し、当日はメインストリート・ハウスやゲストリレーションで相談しながら回ったことで、障害があっても子連れでも安心して過ごせたと感じています。ここでは、その中でも特に助けられた場面を具体的にご紹介します。

利用した公式サービス主なシーン家族にとって助かったポイント
ディスアビリティアクセスサービス(DAS)長時間の待ち列が負担になるアトラクション利用時列に並ぶ負担を減らしつつ、子どもたちと同じタイミングで乗れるように調整してもらえた
合流利用サービス義足の負担が大きいと感じた時間帯の人気アトラクション家族が列に並び、私は別の場所で休憩し、合流してから利用できた
ベビーカー&車イス・レンタル下の子が歩き疲れた夕方〜夜の移動子どもをベビーカーに乗せることで、私は義足に負担をかけずにゆっくり歩けた
多機能レストルーム義足の調整や着脱が必要になったとき広いスペースで人目を気にせず義足を整えられ、子どもも一緒に入れて安心だった
メインストリート・ハウス/ゲストリレーションでの相談入園直後・途中でのルートやアトラクション選びの相談障害の状態と子どもの年齢に合わせて、その日向いている回り方を一緒に考えてもらえた

これらのサービスの概要は、東京ディズニーリゾート公式サイトの「パークでの負担を軽減するためのサービス」「各施設のサービス一覧」「お問い合わせ、現地でのご相談」に詳しく掲載されています。義足ユーザーとして助かった対応

私の場合、義足側の足に負担がかかると痛みや疲労が一気に出てしまうため、「長時間、同じ姿勢で立ち続けること」と「人混みの中での段差の上り下り」が特に不安でした。そこで、入園してすぐに東京ディズニーランドのメインストリート・ハウス、東京ディズニーシーのゲストリレーションに立ち寄り、身体障害者手帳を提示して状況を伝えました。

ディスアビリティアクセスサービスを利用できたことで、待ち時間の不安が軽減

キャストに義足であることと、長時間同じ姿勢で立っているのが難しいことを伝えると、ディスアビリティアクセスサービス(DAS)の対象かどうか、その場で丁寧に説明と確認をしてくれました。対象になると分かると、パークチケットを使って登録してもらい、対象アトラクションでは通常の待ち時間に応じた「戻り時間」を案内してもらえるようになりました。

例えば、子どもが楽しみにしていた人気アトラクションでは、通常列に並ぶ代わりに、指定された時間までベンチで座って休憩したり、待ち時間の短い近くのアトラクションに乗ったりしながら過ごせました。「長時間並ぶか、あきらめるか」の二択ではなく、「体の状態を守りながら家族と一緒に体験できる第三の選択肢」が用意されていると感じ、とても心強かったです。

合流利用サービスで、義足の負担に合わせて「並び方」を調整

時間帯や体調によっては、ディスアビリティアクセスサービスではなく、合流利用サービスを選んだ場面もありました。特に夕方以降、義足側の足の疲れが強くなってきたときには、家族だけが先に列に並び、私は近くのベンチやカフェで座って待機し、順番が近づいたところで合流するという形を取ることで、無理をせずに済みました。

キャストに「義足で長く立っているのが難しいので、合流利用サービスを使いたい」と具体的に伝えると、パークチケットを確認したうえで、どこで待機し、どのタイミングで家族と合流すればよいかを、アトラクションごとに分かりやすく教えてくれました。サービスの名称や制度を完璧に覚えていなくても、「困っている状況」を素直に伝えれば、必要なサポートにつないでもらえるという安心感がありました。

多機能レストルームとパーソナルケアスペースが「安心できる避難場所」に

一日パークを歩いていると、義足のソケット部分が擦れて痛みが出てくることがあります。そんなときにありがたかったのが、東京ディズニーリゾート内に設置されている多機能レストルームです。広いスペースがあり、義足の着脱や肌の状態の確認を、人目を気にせず落ち着いて行える環境だったので、早め早めにケアができました。

また、東京ディズニーランドには身体的なケアが必要な方のためのパーソナルケアスペースもあり、キャストに場所を教えてもらうことで、「痛みが強くなったらここに行けばいい」という安心材料にもなりました。これにより、「もし途中で歩けなくなったらどうしよう」という不安が薄まり、子どもと一緒の外出そのものを前向きに楽しめたと実感しています。

子どもと一緒だからこそ感じた安心感

義足であること以上に心配だったのは、「子どもが疲れたり、ぐずったりしたときに、自分の足が痛くて十分に対応できないのではないか」という点でした。ところが実際には、公式サービスとキャストの声かけに支えられて、「親としての役割」と「自分の体を守ること」の両方を両立できたと感じています。

ベビーカー&車イス・レンタルで移動のストレスを軽減

下の子はまだ未就学児で、長時間歩くとすぐに「疲れた」と座り込んでしまいます。そこで、入園後にパーク内の「ベビーカー&車イス・レンタル」でベビーカーを借りました。これにより、子どもをベビーカーに乗せて、私は義足に合わせたペースでゆっくり歩くことができ、段差や人混みでも落ち着いて移動できました。

上の子が「自分も疲れた」と言い出したときには、パレード待ちのタイミングでベビーカーを下の子に譲り、上の子と私は座って鑑賞スペースの近くで休憩するなど、その場その場で柔軟に対応できました。キャストも「ここなら比較的段差が少ないですよ」といった形で、義足に配慮した場所を提案してくれたのが印象的でした。

迷子センターやゲストリレーションの存在が「最後の砦」に

子ども連れの場合、もっとも怖いのは「はぐれること」です。東京ディズニーランドと東京ディズニーシーには迷子センターがあり、案内板やガイドマップにも場所が明記されています。事前に子どもと一緒に場所を確認し、「もし離れちゃったら、こことキャストさんのところに行くんだよ」と話しておけたことで、親の不安もかなり軽くなりました。

また、義足で走ったり急に方向転換したりするのが難しい自分にとって、困ったときに相談できるメインストリート・ハウスやゲストリレーションの存在は、精神的な「避難所」のような役割を果たしてくれました。実際、途中で急に雨が強くなったときには、ゲストリレーションで雨の様子を見ながら、義足への負担が少ない屋内施設をいくつか提案してもらい、子どもたちと落ち着いて予定を組み直すことができました。

これは知らなかったら大変だった」と思ったこと

義足で子連れディズニーを体験してみて、「事前に知っていて本当に良かった」「知らないままだとかなり無理をしてしまっていた」と感じたポイントがいくつかあります。

ディスアビリティアクセスサービスと合流利用サービスの違い

どちらも「列に長時間並ぶのが難しい人のためのサービス」ですが、使い方や対象が異なります。自分がどちらのサービスに当てはまり、家族構成やその日の体調ならどちらが使いやすいかを、事前にイメージしておくことで、当日キャストへの相談がスムーズになりました。

特に、ディスアビリティアクセスサービスでは「グループ全員で同じ体験時間を共有しやすい」、合流利用サービスでは「家族が列に並んでいる間、義足の状態を優先して休める」といった特徴があり、そのときどきのコンディションに合わせて使い分けられることを知らなかったら、どこかで無理をしていたはずだと感じました。

「困ったらキャストにすぐ相談してよい」という前提

義足だと、段差の有無や非常時の避難経路など、ネットの情報だけでは分かりにくい点が多くあります。実際にパークを歩いてみて感じたのは、自分だけで判断しようとせず、「ここは義足でも大丈夫?」とその都度キャストに聞くことが、結果的に一番安全でスムーズだったということです。

例えば、アトラクション前で「義足でも利用できますか?」と聞くと、非常時の避難の際に必要となる動き(階段の昇降や自力歩行の必要性など)を具体的に説明してくれ、無理がありそうな場合は別のアトラクションを提案してもらえました。これにより、「せっかく並んだのに、直前で断念する」というストレスを避けられただけでなく、子どもにも分かりやすく理由を説明できました。

多機能レストルームと休憩場所を「最初に把握しておく」重要性

地味ですが、最も実用的だったのは、入園してすぐに多機能レストルームとベンチの多いエリアを、ガイドマップとインフォメーションブックで確認しておいたことです。義足の違和感が出始めたタイミングで、すぐに近くの多機能レストルームへ移動できたため、痛みが悪化する前にケアができました。

結果として、「今日はここまでにして早く帰ろうか」とあきらめるのではなく、「休憩を挟みながらだけど、最後まで楽しもうね」と子どもたちと約束を守ることができたのは、こうした公式サービスの存在と、それを最初から活用する前提で計画を立てたおかげだと感じています。

知っているだけで差が出る!障害者×子連れの裏ワザ集

障害のあるご本人と小さな子どもを連れて東京ディズニーランドや東京ディズニーシーを楽しむときは、「どこまでお願いしていいのか」「どう伝えればスムーズに動けるのか」を知っているかどうかで、当日の負担が大きく変わります。ここでは、公式サービスを前提にしながら、ちょっとしたコツや立ち回り方を具体的にまとめます。

キャストへの伝え方で対応が変わる

東京ディズニーリゾートでは、障がいのある方へのサポートとして「ディスアビリティアクセスサービス」や「合流利用サービス」などが用意されており、公式サイトの「パークでの負担を軽減するためのサービス」で案内されています。このようなサポートを十分に活かすには、状況と希望をシンプルに、最初にキャストへ伝えることが重要です。

伝える順番とポイントを決めておく

事前に「何をどの順番で伝えるか」を決めておくと、緊張しやすい方や発達障害のある方でも安心して相談しやすくなります。

伝える内容具体例ポイント
① 本人の状態「義足で長時間の立ちっぱなしがつらいです」「子どもが発達障害で、長く並ぶとパニックになりやすいです」診断名よりも「何が大変か」を先に伝える
② 子どもの様子「未就学児が2人いて、急な移動や階段に時間がかかります」年齢や背の高さも簡単に伝えると、アトラクション選びがスムーズ
③ してほしいこと「できるだけ座って待てる場所を教えてほしいです」「列に長く並ばずに利用できる方法はありますか?」「大変なのでどうにかしてください」ではなく、具体的な希望を1つに絞る

この3点を短くまとめておくと、インフォメーションブースやアトラクション入口での相談がスムーズになり、キャストからも最適な提案を受けやすくなります。

相談しやすい場所を把握しておく

パークに入ったら、最初に総合案内となる施設の場所を家族で共有しておくと安心です。公式サイトの「バリアフリー」ページから各パークのマップを事前に確認しておくと、当日迷いにくくなります(例:東京ディズニーシーのバリアフリー情報は公式サイトで確認できます)。

また、困ったときは近くのキャストに「どこで相談すればよいか」を聞くだけでも、最適な窓口を案内してもらえます。「初めてで分からないので、相談できる場所を教えてください」と一言添えると、説明も丁寧になりやすく、気持ちもラクになります。

混雑を避けやすい時間帯と回り方

障害のある家族と子連れでの来園では、「人混みのピークを少しでも外す」ことが体力温存のカギになります。東京ディズニーリゾート・アプリの待ち時間表示や、ディズニー・プレミアアクセス、有料サービスを組み合わせることで、移動距離と待ち時間を減らす工夫ができます。

時間帯ごとの、おすすめ行動パターン

時間帯の目安おすすめの過ごし方障害者×子連れ向けポイント
開園〜午前中・エントランスから少し離れたアトラクションや、屋内系の施設を中心に回る
・写真撮影やキャラクターグリーティングの事前チェック
アプリで待ち時間を確認しつつ、比較的空いているうちに、体力が必要なエリアを先に回る
昼〜午後の混雑ピーク・レストランで早めの昼食か遅めの昼食
・ショーやパレードのエントリー受付や鑑賞エリアの確認
炎天下や寒さを避けて、屋内レストランや休憩スペースでゆっくり過ごす時間にあてる
夕方〜夜・人気アトラクションの待ち時間が短くなってきたものを狙う
・夜のパレードやナイトショー中心にスケジュールを調整
子どもの体力を見ながら、無理せず早めにホテルや自宅へ戻れるよう、帰り時間を先に決めておく

公式サイトでも、「アプリを使ってパークを快適に楽しもう」のページで、時間帯ごとの過ごし方のヒントが紹介されています(公式ガイド)。これらを参考に、障害の特性や子どもの年齢に合わせてカスタマイズしていくイメージで計画すると安心です。

ディズニー・プレミアアクセスなど有料サービスの賢い使い方

待ち時間を大幅に短縮したい場合は、有料サービスの「ディズニー・プレミアアクセス」を検討するのも一つの方法です。対象施設や概要は公式ページで案内されています。

障害のある本人が列に並ぶことが難しい場合でも、ディスアビリティアクセスサービスとディズニー・プレミアアクセスを組み合わせることで、家族全体の待ち時間や移動の負担を減らしやすくなります。ただし、利用条件や運用は変更されることがあるため、必ず事前に公式情報を確認し、当日もキャストに最新の利用方法を相談するようにしましょう。人混みの負担を減らす「動線」の考え方

障害の種類にかかわらず、子連れでは「行ったり来たり」がもっとも疲れやすい動き方になります。同じエリア内で完結する予定をいくつかのブロックに分けて組むと、移動距離と人混みの負担が減ります。

例として、午前中は1つのテーマエリア内だけでアトラクション・トイレ・軽食まで済ませ、午後に別エリアへ移動するといった形です。東京ディズニーリゾート・アプリのマップで事前に「多目的トイレ」「授乳室」「ベビーセンター」「車イス対応トイレ」の位置関係を確認しておくと、当日あわてずにすみます。

無理をしないスケジュールの組み方

障害のある家族と子連れでの来園では、「たくさん回る」より「最後まで笑顔で帰る」ことをゴールにすると、結果的に満足度が高くなります。そのためには、事前のスケジュール作成の段階で「やらないこと」を決めておくのが裏ワザです。

「絶対にやりたいこと」を3つまでに絞る

東京ディズニーランドや東京ディズニーシーには、アトラクション、ショー、グリーティング、グッズ購入など、やりたいことが無限にあります。ですが、障害の特性や子どもの気分によっては、予定通りに動けないのが前提です。

そこで、家族会議の段階で「今日はこれができたら成功!」という目標を3つまでに絞り、それ以外は「できたらラッキー」にしておくと、当日変更があっても心のダメージが少なくて済みます。たとえば以下のようなイメージです。

  • 目標1:家族全員で1つはアトラクションを楽しむ
  • 目標2:子どもが好きなキャラクターに関連するエリアで写真を撮る
  • 目標3:夜になる前に、みんな元気なうちにパークを出る

「休憩時間」から先にスケジュールに入れる

スケジュール帳やスマートフォンのメモには、アトラクションやショーより先に「休憩の時間」と「食事の時間」を書き込むと、予定全体が無理のないものになります。

  • 午前中のどこかで必ず30分は屋内で休憩する
  • 昼食はピークを外して、11時台または14時以降にする
  • 子どもが寝やすい静かな時間帯・場所をあらかじめチェックしておく

こうして「休憩ありき」で計画しておくと、当日の状況に応じてアトラクションを入れ替えやすくなり、障害のある本人や子どもの体調にも合わせやすくなります。

途中で「撤退」しやすい選択肢をキープしておく

子どもが突然疲れてしまったり、障害の症状が強く出てしまった場合は、勇気をもって予定を大きく変更する・切り上げることも、大事な安全対策です。そのために、以下のような「撤退しやすい選択肢」を事前に家族で共有しておくと安心です。

  • パーク近くのベンチや屋内休憩所で、30分〜1時間しっかり休む選択肢を常に用意しておく
  • 閉園時間までいる前提ではなく、夕方に切り上げてホテルや自宅でゆっくりする案も「成功パターン」として話し合っておく
  • 身体の負担が大きくなったときに相談できるキャストの場所や、ゲストリレーションの位置を事前に確認しておく

このように、「全部を楽しみ尽くす」よりも、家族が安心して過ごせる範囲でディズニーを味わうことを優先したスケジュールにしておくと、障害があっても子連れでも、「また来たいね」と言える1日になりやすくなります。

アトラクション利用時のポイント【障害者×子連れ】

義足・車椅子利用で注意したい点

東京ディズニーランドや東京ディズニーシーでは、義足ユーザーや車椅子ユーザーでも多くのアトラクションを楽しめますが、安全に楽しむためには「乗り物への移乗条件」と「姿勢を保てるかどうか」を事前に意識しておくことが重要です。公式サイトのバリアフリー情報には、肢体不自由の方向けの案内が掲載されていますので、最新情報は東京ディズニーリゾート公式サイトのバリアフリー情報を確認しましょう。

チェックしたいポイント具体的な確認内容・コツ
乗り物への移乗の可否アトラクションによって、「車椅子のまま乗れるタイプ」か「一度乗り物に乗り換える必要があるタイプ」かが異なります。移乗が不安な場合は、利用前にアトラクション入口のキャストに「移乗が必要か」「どの程度の段差・ステップがあるか」を確認しましょう。
義足の状態と安定性義足の場合は、ライド中に脚へ大きな負荷がかからないか・固定バーにしっかり体を預けられるかを事前にイメージしておきます。走行中の揺れが大きいアトラクションでは、必要に応じて「片脚側を通路側にして乗る」「支えやすい座席位置を相談する」などキャストに具体的な希望を伝えましょう。
同伴者のサポート多くのアトラクションでは、肢体不自由の方が乗り降りを行う際に、介助できる同伴者の同行が前提となります。介助者が一人で子どもの手も引く必要があると負担が大きくなるため、「誰が移乗をサポートし、誰が子どもを見るか」を家族内であらかじめ決めておくとスムーズです。
待機列の環境通常の待機列は距離が長く、細かなカーブやスロープがあります。長時間列に並ぶことが難しい場合は、ディスアビリティアクセスサービス(DAS)の利用を検討しましょう。サービスの対象や利用方法は東京ディズニーリゾート公式「パークでの負担を軽減するためのサービス」ページで確認できます。
緊急時の避難方法アトラクション停止時には、避難経路に階段や長い通路が含まれる場合があります。避難時の移動に不安がある場合は、利用前にキャストへ「停止した場合の避難ルートや、車椅子・義足での移動が可能か」を相談し、難しそうな場合は別のアトラクションを選ぶ判断も大切です。

これらを踏まえたうえで、「不安な点は必ずキャストに相談する」「体調が少しでも不安なら無理に乗らない」ことを家族のルールにしておくと、子どもにも安心感を与えながら楽しむことができます

子どもと一緒に利用しやすいアトラクション

障害がある保護者や家族がいても、「揺れが比較的穏やか」「座ったまま楽しめる」「暗さや大きな音が少ない」アトラクションを中心に選ぶと、子連れでも安心して楽しみやすくなります。具体的な利用条件(身長制限・年齢制限・妊娠中の利用可否など)は、当日のパークガイドやアプリで必ず確認しましょう。

タイプ特徴子連れ・障害者にとってのポイント
ゆったり系ライドボートやライドに乗ってゆっくり進み、音楽や風景を楽しむタイプ。急な落下や急発進が少ないことが多いです。義足や車椅子利用者でも比較的負担が少なく、小さな子どもと一緒に乗りやすい傾向があります。移乗が必要かどうか、乗り場の段差やステップを必ずキャストに確認しましょう。
シアター・ショー系座席に座って映像や音楽、キャラクターによるショーを楽しむタイプ。待機時間を含めて屋内で過ごせることが多いです。座席に着いてしまえば大きな移動が少なく、車椅子スペースが用意されている会場もあるため、体力に不安がある場合や子どもが疲れ気味のときにおすすめです。ただし、暗さや音量が苦手な子の場合は、事前に内容を確認しておきましょう。
屋外メリーゴーラウンドなどの回転系比較的穏やかな回転系アトラクションでも、乗り降りの際に段差やステップがある場合があります。義足ユーザーや車椅子ユーザーは、乗り降りの際に介助が必要か、支えにできるバーがあるかを確認しましょう。子どもの安全ベルトの有無や、親子で隣同士に座れるかもチェックポイントです。
スリル系コースター急加速・急降下・急旋回が特徴のアトラクションで、身体にかかる負荷が大きいタイプです。障害の内容や体力によっては安全上利用できない場合があります。公式の利用基準とキャストの案内に従い、「少しでも不安があれば無理をしない」ことが大切です。子どもだけで乗せる場合も、本人の希望と恐怖心の有無をよく確認してください。

アトラクション選びで迷ったときは、「家族全員が安心して楽しめるかどうか」を基準にし、体への負担が少ないものを優先してスケジュールに組み込むと失敗が少なくなります。

待ち時間を減らすための工夫

障害がある大人と子どもが一緒に行動するとき、もっとも負担になりやすいのが「長時間の待ち時間」と「行ったり来たりの移動」です。東京ディズニーリゾートには、待ち時間や負担を軽減するためのサービスが用意されているので、公式情報を確認しつつ、家族に合った方法を選びましょう。

工夫・サービス内容子連れ・障害者にとってのメリット
ディスアビリティアクセスサービス(DAS)の活用対象となる障害があり、長時間列に並ぶことが難しい人がいるグループが、待ち時間を別の場所で過ごせるようにする公式サービスです。利用条件や手続きは、必ず最新の公式案内を確認してください。列に長く立ち続ける必要がなくなるため、義足・車椅子ユーザーや体力に不安のある保護者にとって負担を大きく減らせるほか、子どもも自由度の高い場所で待機でき、ぐずりにくくなります。
アプリでの待ち時間チェック東京ディズニーリゾート・アプリでは、各アトラクションの現在の待ち時間や運営状況をリアルタイムで確認できます。待ち時間が短いアトラクションから回るなど、ルートを柔軟に調整しましょう。実際に行ってから長時間の列に気づく、という事態を減らせるため、無駄な移動や行列待ちを避けつつ、子どもの機嫌や家族の体調に合わせて行動できるようになります。
混雑しやすい時間帯を避ける一般的に、開園直後と夕方以降は人気アトラクションが混雑しやすくなります。一方で、パレードやショーの時間帯は、一部のアトラクションの待ち時間が短くなることがあるため、状況を見ながら調整しましょう。子どもが疲れやすい時間帯や、障害のある家族の体力が落ちやすい時間帯を避けて乗ることで、無理なく少ない本数でも満足感の高い回り方がしやすくなります
近いエリア同士でまとめて回るアプリやガイドマップでエリアを確認し、同じテーマランド・テーマポート内で複数のアトラクションをまとめて利用する計画を立てます。エリアをまたいだ移動を減らせるので、義足・車椅子利用者の負担軽減と、子どもの「歩き疲れ」「抱っこ疲れ」を同時に防ぎやすい回り方になります。
こまめな休憩と交代制アトラクションとアトラクションのあいだに、座って休めるレストランや休憩スペースを必ず挟むよう意識します。また、必要に応じて「先に一部の家族だけ乗る」「交代で子どもの相手をする」といった運用も検討しましょう。「乗れるだけ乗る」ではなく、「休憩を入れながら無理なく楽しむ」ことを前提にすることで、一日を通して大人も子どもも笑顔で過ごしやすくなります

これらの工夫を組み合わせることで、障害のある家族がいても、子どもと一緒にストレスを最小限にしながらアトラクションを満喫できるプラン作りが可能になります。最新のサービス内容や利用条件は、必ず東京ディズニーリゾート公式サイトで確認してから出発しましょう。

移動・休憩・トイレで困らないための回り方

段差や距離を意識した移動のコツ

東京ディズニーランド、東京ディズニーシーのどちらも基本的にはバリアフリー設計ですが、義足ユーザーや車いす・ベビーカー利用の子連れの場合は「距離」と「ルート取り」を意識しておくことで、体力の消耗を大きく減らせます。

まず、入園したら紙のパークマップもしくは東京ディズニーリゾート・アプリを開き、その日に乗りたいアトラクションやショーを「エリアごとに固めて回る」ようにルートを組むのがおすすめです。行き当たりばったりで園内を行き来すると、義足や下肢障害のある方には負担になる長距離移動が増えますし、子どもも早く疲れてしまいます。

上り坂・下り坂や橋の上など、わずかな高低差でも義足や車いすには負荷がかかるため、できるだけフラットなルートを優先することと、階段ではなくスロープやエレベーターを選ぶ習慣をつけておくことが大切です。パーク内にはスロープが用意されていますが、場所が分からない場合はその場のキャストに「段差の少ないルート」や「車いす・ベビーカーで通りやすい道」を相談すると、現在の混雑状況もふまえて案内してもらえます。

移動のペースを決めるときは、「アトラクション1~2個ごとに必ず座って休む」など、あらかじめ休憩の頻度を家族で共有しておくと安心です。特に義足パパが一人でベビーカーを押すようなケースでは、途中で無理をしてしまいがちなので、「歩き続ける時間」を最初から短めに見積もっておくと失敗が少なくなります。

多目的トイレ・休憩施設の使い方

パーク内には、車いすやオストメイト、子連れでも使いやすい多機能レストルームやパーソナルケアスペースが複数設置されており、公式サイトの「各施設のサービス一覧」から最新の場所と内容を確認できます(東京ディズニーリゾート公式:各施設のサービス一覧)。事前に、自分たちがよく利用しそうなエリア周辺のトイレ位置をチェックしておくと、急なトイレや着替えにも落ち着いて対応できます。

乳幼児連れ・障害のある方のケアには、ベビーセンター(授乳・おむつ替え・離乳食の食事スペース)と、多機能レストルームを組み合わせて使うと便利です。東京ディズニーランドにはワールドバザールにベビーセンターがあり、授乳室やおむつ交換台、離乳食用のスペースやミルク用のお湯、電子レンジなどが用意されています(東京ディズニーリゾート公式:ベビーセンター(東京ディズニーランド))。

東京ディズニーシーでも、メディテレーニアンハーバーのベビーセンターやマーメイドラグーン・ベビーケアルーム、アメリカンウォーターフロントの授乳室などがあり、同様に授乳やおむつ替え、赤ちゃんの食事に利用できます(東京ディズニーリゾート公式:ベビーセンター / 授乳室(東京ディズニーシー))。

多機能レストルームやベビーセンターなど、主な休憩・トイレ関連施設を整理すると、次のようなイメージで使い分けができます。

施設名主な用途子連れ・障害者に役立つポイント
多機能レストルーム(多目的トイレ)車いす利用、オストメイト対応、介助が必要な方のトイレ利用段差が少なく広めのスペースで、車いすやベビーカーごと入室しやすく、介助者と一緒に入っても動きやすい構造になっていることが多く、義足ユーザーが着脱のために少し時間をかけたい時にも安心です。
パーソナルケアスペース着替え・カテーテル・ストーマケアなど、プライバシーが必要なケア他のゲストの目を気にせず、落ち着いて医療的ケアや着替えができる専用スペースとして案内されており、トイレ内での介助に不安がある場合の選択肢になります。
ベビーセンター授乳、ミルク作り、離乳食、おむつ替え赤ちゃん用の椅子・テーブルやおむつ交換台、調乳用のお湯、電子レンジなどがあり、室内で座ってゆっくり赤ちゃんと休めるため、暑さ寒さや人混みから一時的に離れられるのが大きなメリットです。
授乳室(単独設置)母乳・ミルクの授乳アトラクション近くのレストルームに付帯していることもあり、長い移動をせずにその場で授乳だけ済ませたいときに便利です。ベビーセンターほど設備は多くない場合があるため、必要なものは持参しておくと安心です。

これらの施設は場所によって設備が少しずつ異なるため、「オストメイト対応が必要」「介助ベッドが必要」「静かな場所で着替えたい」など、家族ごとのニーズを整理したうえで、事前にどのエリアのどの施設を主に使うか決めておくと、当日に慌てずに済みます。分からない点があれば、近くのキャストに障害の状況や子どもの年齢を具体的に伝え、「一番使いやすいトイレやケアスペース」を一緒に探してもらうとスムーズです。

こまめに休憩できる場所

子連れかつ障害のある家族でディズニーを楽しむときは、「どこで休むか」をアトラクションと同じくらい重要な予定として先に決めておくことが、体力と気力を守るポイントになります。パーク内にはベンチや日陰スペース、屋内レストランやショー待機エリアなど、座って休める場所が多く用意されています。

特に夏場や日差しの強い日は、「屋外ベンチ→屋内レストラン(またはショップ)→屋外」のように、屋内と屋外を交互に利用しながら体温を調整すると、熱中症リスクのある子どもや義足ユーザーの負担を減らせます。屋内レストランでは、注文前にキャストへ「障害があって移動がつらいので、できるだけ出入口に近い席」などと相談すると、可能な範囲で配慮してもらえることがあります。

また、パレードやショーの待ち時間を「休憩時間」として位置づけるのもおすすめです。場所取りをしたら、義足パパや車いす利用者はできるだけ早めに座って休み、子どもには軽食や飲み物、お気に入りのおもちゃなどを用意しておくと、長時間でも比較的穏やかに過ごせます。

最後に、「疲れたら予定を削る」「子どもが寝たら無理に起こさない」など、休憩を最優先にするルールを家族で共有しておくことが大切です。スケジュールどおりに全て回れなくても、「その日の体調で楽しめるところまで楽しめたらOK」と決めておくことで、心身ともに余裕を持ったパークの過ごし方ができます。

事前準備で失敗しない!行く前にやるべきチェックリスト

障害がある家族と子連れで東京ディズニーリゾートへ行くときは、「当日に慌てないための準備」と「負担を減らすための選択」を事前にしておくことが大切です。ここでは、出発前に確認しておきたい公式情報と、持ち物・心構えをチェックリスト形式でまとめます。

事前に調べておくべき公式情報

まずは、公式サイトで最新情報を確認しておくと安心です。特に、障害者手帳を持っている場合や、歩行・感覚過敏・発達障害などで配慮が必要な場合は、対象サービスや利用条件が変わることがあるため、必ず最新の公式情報を確認してから予定を立てるようにしましょう。

代表的にチェックしておきたい内容は、次のような項目です。

チェック項目具体的に確認したい内容主な確認先(公式)
障がいのある方向けパークチケット対象となる障害者手帳・受給者証の種類、同伴者の条件、購入方法や当日の持ち物(原本・アプリなど)「障がいのある方向けのパークチケットについて」(東京ディズニーリゾート公式)
ディスアビリティアクセスサービスなどのサポート対象となる手帳・受給者証、利用できる人数、登録方法、どのように待ち時間の負担を減らせるか「パークでの負担を軽減するためのサービス」(東京ディズニーリゾート公式)
アプリ関連のサービス東京ディズニーリゾート・アプリの機能(待ち時間表示、ディズニー・プレミアアクセス、エントリー受付、モバイルオーダーなど)、事前にアカウントや支払い方法を登録しておくかどうか「アプリを使ってパークを快適に楽しもう」(東京ディズニーリゾート公式)
バリアフリー情報車椅子・義足・ベビーカー利用での動線、多目的トイレの場所、バリアフリー対応施設、同伴者が必要なアトラクションの条件など公式サイト内の「バリアフリー」各ページ(肢体不自由・視覚・聴覚・発達障害などの案内)
食物アレルギー・食事制限低アレルゲンメニューの有無、持ち込み可能なケース、電子レンジ利用の可否、事前に確認できるアレルゲン情報公式サイト内の「お食事に制限のある方へ」「アレルゲン情報」などのページ

これらの情報を確認しながら、「どのサービスを使えば家族の負担を減らせるか」「当日はどこでキャストに相談するか」までイメージしておくと、当日スムーズに動けます。分からない点がある場合は、出発前に東京ディズニーリゾートの問い合わせ窓口に電話やメールで相談しておくのもおすすめです。

当日持っていくと安心なもの

障害がある家族と子連れでのインパークでは、「普段の外出よりも一段階多め」に備えておくことで、トラブルをかなり減らせます。持ち物は、障害の種類やお子さんの年齢によって必要なものが変わるので、ご家庭に合わせてアレンジしてください。

カテゴリ具体例ポイント
証明書・チケット関連障害者手帳・各種受給者証(原本または対応アプリ)、パークチケット、予約したホテル情報の控え障がいのある方向けパークチケットやディスアビリティアクセスサービスの利用時に、原本や公式アプリ画面の提示が必要になる場合があるため、必ずすぐ出せる場所にまとめておきます。
服装・冷え・暑さ対策脱ぎ着しやすい羽織りもの、帽子、タオル、冷感グッズやカイロ、替えの靴下などパーク内は移動距離が長く、屋外での待ち時間も多いため、こまめに体温調節できる軽めの防寒・暑さ対策を意識します。
体調・医療関連常備薬、頓服薬、医師から指示されている補装具やサポーター、必要であれば診断書や服薬内容のメモ普段よりも長時間の外出になることを想定し、「いつもより少し多め」に薬や衛生用品を準備しておくと安心です。
感覚・行動面のサポートノイズキャンセリングヘッドホンや耳栓、サングラス、好きなおもちゃやぬいぐるみ、タブレット端末など音や光、人混みが負担になりやすい場合は、「落ち着けるグッズ」や「安心できるルーティン」を持ち込むことで、パニックや疲れを軽減しやすくなります。
ベビー・キッズ用品おむつ、おしりふき、着替え一式、スタイ、子ども用のおやつや飲み物、ベビーカー用の雨よけパークでも多くのものは購入できますが、普段使い慣れているものを多めに持っていくほうが、子どもの安心につながる場合が多いです。
飲食・アレルギー対策アレルギー対応のおやつ・主食、アレルギー表示を確認するときのメモ、必要な場合は緊急時用の薬食事制限がある場合は、公式サイトの「お食事に制限のある方への案内」やアレルゲン情報を確認しつつ、万が一に備えて、自分たちに合う食べ物を持参しておくと安心です。
移動・休憩を助けるもの折りたたみクッション、ブランケット、車椅子や杖のスペアパーツ(必要な方)ショー待ちや休憩時に、「すぐに座って体勢を変えられる工夫」があると、身体の負担がかなり軽くなります。
情報共有用ツール充電済みスマートフォン、モバイルバッテリー、家族の連絡先メモ、緊急連絡先カードアプリの利用や連絡手段の確保のため、モバイルバッテリーと充電ケーブルは必須レベルと考えて準備します。

特に障害のある家族がいる場合は、「もし長く動けなくなったら」「音や人混みがつらくなったら」「急にトイレに行きたくなったら」など、具体的な場面をひとつずつ想像しながらチェックリストを作ると、抜け漏れを減らすことができます。

無理をしないための心構え

事前準備で大切なのは、持ち物や情報だけではなく、「その日のコンディションに合わせて予定を変えてもいい」と最初から決めておくことです。ディズニーは見どころが多い分、「せっかくだから」と予定を詰め込みすぎてしまいがちですが、障害がある家族や小さな子どもと一緒のときは、あえて余白を残したスケジュールの方が結果的に満足度が高くなりやすいです。

出発前に、家族で次のようなポイントを話し合っておくと、当日に意見がぶつかりにくくなります。

  • 「この日はアトラクションは多くて数個にして、あとは雰囲気を楽しむ日にしよう」など、あらかじめ「やりたいことの優先順位」を決めておく。
  • 体調が悪くなった場合は、「休憩を優先する」「ホテルや自宅に早めに戻る」など、あらかじめ「引き返すライン」を共有しておく。
  • 当日の朝や前日の体調を見て、開園時間から無理に行かず、少し遅れて入園する選択肢も認めておく。
  • 「全部回れなくても、みんなが笑顔で帰れたら成功」というゴールを家族で確認しておく。

また、事前に「困ったらキャストに相談していい」「ひとりで抱え込まなくていい」と家族で決めておくことも重要です。「無理をしてがんばる」のではなく、「頼れるものは積極的に頼る」前提で準備しておくことで、障害があっても、子連れでも、心に余裕を持ってパークを楽しみやすくなります。

障害があっても、子連れでも「楽しめた」と思えた理由

障害がある家族と子連れで東京ディズニーリゾートを訪れる前は、「本当に楽しめるのだろうか」「周りに迷惑をかけてしまわないだろうか」という不安が常に頭から離れませんでした。しかし、実際にパークを体験してみると、キャストの丁寧なサポートやバリアフリー設備、子どもの柔軟さに助けられ、「完璧な一日」ではなくても、家族みんなが自分のペースで笑顔になれる一日を作れる場所だと心から感じられました。

ここでは、義足ユーザーである父親と小さな子どもを連れてパークを回った実体験をもとに、「なぜ楽しめたと感じられたのか」を具体的に整理してお伝えします。

出発前に不安だったこと実際にパークで起きたこと「楽しめた」と感じたポイント
長い待ち時間に義足の負担が大きくならないか待ち時間の工夫や公式サービスを活用し、休憩を挟みながらゆっくり回れた「全部乗らなくていい」と割り切り、家族が楽なペースを優先できた
子どもが途中で疲れたり、ぐずってしまわないかパレード鑑賞や屋内施設、ベンチでの休憩など「動かない時間」も楽しめたアトラクションだけでなく、景色や音楽そのものを一緒に味わう楽しみ方を見つけられた
障害があることを周囲にどう伝えたらよいかキャストへ状況を落ち着いて伝えると、無理のない案内や乗車方法を丁寧に説明してくれた「困ったら相談していい場所」だと分かり、心理的な負担が大きく減った

完璧じゃなくても楽しめた理由

「せっかくディズニーに行くなら、人気アトラクションをいくつも制覇しなければ」と考えていた頃は、障害や子どもの体力を思うとどうしても気が重くなっていました。しかし、実際に行ってみると、「全部をこなす」ことよりも「家族が安心して過ごせること」のほうが何倍も大切だと気づきました。

義足ユーザーの父親は、長時間の立ちっぱなしや急な段差に不安を感じていましたが、あらかじめ移動距離を短くするようにルートを考え、ベンチやレストラン、休憩スペースをこまめに挟むことで、痛みが強くなる前に座って休めるようにしました。また、「このアトラクションは絶対に乗る」という優先順位を家族で共有し、それ以外はその日の体調と相談して決めるスタイルに変えたことで、時間に追われる感じがなくなりました。

さらに、パークの雰囲気そのものが「少しゆっくりでも大丈夫」と思わせてくれます。音楽が流れ、キャラクターが通り、街並みが映画のように作り込まれている中で、ベンチに座っているだけでも子どもは十分に目を輝かせてくれました。その様子を見て、「普通のペースで歩けなくても、長時間並べなくても、ここで過ごす時間はちゃんとレジャーになっている」と実感できたことが、大きな安心感につながりました。

結果として、「予定していたアトラクションの半分しか乗れなかった」という状況であっても、「家族全員が最後まで笑顔で帰れた」という事実が残り、「完璧な計画」よりも「無理をしない過ごし方」が本当の成功だったと感じられたのです。

子どもが見せてくれた反応

障害や体力面の不安から大人が「大丈夫かな」と構えてしまいがちな一方で、子どもは良い意味で先入観がなく、パークの世界をそのまま全身で受け止めてくれます。義足の父親と一緒に歩くスピードがゆっくりでも、子どもは途中で見つけた飾り付けやショーの音楽に気を取られ、「早く行こうよ」というより「ここ見て!」と目の前のものを楽しもうとしてくれました。

また、父親が休憩している時間を「つまらない時間」とは受け取らず、ベンチからパレードのフロートを眺めたり、ポップコーンを一緒に食べたりと、「休憩の時間=家族でゆっくり思い出を作る時間」として自然に受け止めてくれました。この子どもの姿勢は、大人にとっても「無理に動き回らなくていい」と思わせてくれる大きな支えとなります。

さらに印象的だったのは、義足の父親が少し疲れた表情を見せたときに、子どもが自分から手をつないでゆっくり歩こうとしてくれたことです。その小さな気遣いに触れた瞬間、「障害があるからこそ、子どもが人の体調や気持ちに目を向け、やさしさを育んでくれている」と感じられました。

アトラクションの数や派手さではなく、こうした親子のやり取りそのものが、ディズニーで過ごした時間の価値を何倍にも大きくしてくれます。「もっとたくさん乗りたかった」という思いよりも、「一緒に笑った瞬間がたくさんあった」という実感のほうが心に残り、「またこのペースで来よう」と思える理由になりました。

同じ立場の方へ伝えたいこと

障害がある家族と子連れで東京ディズニーリゾートに行く前は、不安や心配事を数え上げればきりがありません。しかし、実際に足を運んでみて感じたのは、「完璧を目指さなくても、準備と工夫次第で十分に楽しめる」ということです。大切なのは、「みんなと同じように動くこと」ではなく「自分たち家族に合った楽しみ方を選ぶこと」だと意識を切り替えることでした。

そのうえで、同じ立場の方にぜひ伝えたいのは、次のようなポイントです。

  • 「できないこと」よりも「できる形」に目を向ける:長く並べないなら、待ち時間が短い時間帯やアトラクションを選ぶ、休憩を前提にしたスケジュールにするなど、工夫次第で選択肢は増えます。
  • キャストや家族以外の人に「助けを求めてもよい」と自分に許可を出す:すべてを一人で抱え込もうとせず、困ったときには早めに相談することで、心の負担が大きく減ります。
  • 「今日はここまでで十分」と区切る勇気を持つ:無理をして最後に体調を崩してしまうより、少し余裕を残して帰るほうが、子どもにとっても楽しい思い出として残りやすくなります。

もちろん、障害の内容や家族構成、子どもの年齢によって、必要な配慮や準備は変わります。それでも共通して言えるのは、「不安があっても、それをゼロにしなくていい」ということです。不安を抱えたままでも、一つひとつ準備と相談を重ねながら、自分たちなりのペースでパークを楽しむことは十分可能です。

そして何より、「楽しめるかどうか」は、周りの目ではなく、一緒に行った家族がどう感じたかで決まるということを忘れないでほしいと思います。アトラクションに何個乗れたかより、「あのとき一緒に笑ったね」「ちょっと大変だったけど、また行きたいね」と振り返られる時間があれば、それは間違いなく成功した一日です。障害があっても、子連れでも、自分たちのペースでその一日を作りに行ってよいのだと、安心して準備を進めてみてください。

まとめ

障害があっても、子どもと一緒でも、「安心して楽しめる場所がある」と知ることは、大人にとっても、子どもにとっても大きな安心につながります。

東京ディズニーリゾートも、事前に情報を集め、公式サービスを理解しておけば、障害や子連れの不安を大きく減らしながら楽しめる場所の一つです。


ディスアビリティアクセスサービス(DAS)や車椅子・ベビーカー利用時の配慮、多目的トイレや休憩スペースの把握など、
「無理をしない」「困ったら早めに相談する」という意識が、家族全員の笑顔につながることを実感しました。

こうした体験の中で感じたのは、特別な配慮ではなく、違いを前提にした環境があることが、子どもにとって自然な学びになるということです。親が安心して行動する姿や、周囲の人との関わりを通して、子どもたちは「障害は特別なものではなく、身近にある多様性のひとつ」だと感じ取っていきます。

義足パパは、自身のこうした体験をもとに、全国の小学校を中心に、実際に見て・聞いて・感じる出前授業を行っています。
ディズニーでの体験と同じように、リアルな話や姿に触れることで、子どもたちの価値観は大きく広がっていきます。

もし、学校や地域で「命」「多様性」「思いやり」について考える機会を探している方がいれば、義足パパの出前授業という選択肢があることを、そっと心に留めていただけたら嬉しいです。

現在、義足パパの出前授業・講演は、全国の学校・PTA・地域団体向けに実施校を募集しています。
授業内容は学年や目的に合わせて調整が可能で、総合学習や人権教育、いじめ防止の一環としても活用いただいています。

「一度、子どもたちに聞かせてみたい」
「まずは話だけでも聞いてみたい」
そんな気持ちからで構いません。
ご興味のある方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。

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