「うちのお父さん、かっこいい。」
この一言を聞いたとき、思わず胸が熱くなりました。
33歳で右脚を切断するか悩んでいた時、「これから父親として、娘たちにどう思われるんだろう。」「義足のお父さんを恥ずかしいと思わないだろうか。」そんな不安ばかりが頭をよぎっていました。
幼かった娘たちも、最初は義足を見て驚いていました。
でも子どもたちは、大人よりもずっと素直でした。
義足があることではなく、「一緒に遊んでくれるパパ」「笑わせてくれるパパ」として見てくれるようになりました。
そして今では、「お父さん、かっこいい!」「パパなら義足のYouTuberになれるよ!」「そのロボットみたいな足、お友達にも見せたい!」と、学校でも自慢してくれるそうです。
その話を聞いたとき、涙が出そうになりました。
病気で足を失ったことは変えられません。
でも、娘たちの言葉が教えてくれました。
失ったのは足だけ。
父親としての価値も、家族の幸せも、何ひとつ失っていなかったことを。
むしろ、義足になったからこそ伝えられることがあり、出会えた人がいて、今の活動があります。
娘たちが誇りに思ってくれる父親でいられること。
それが、私にとって人生で一番の勲章です。
だから私は今日も胸を張って義足を見せています。
誰かに「かわいそう」と思われるためではありません。
同じように障害や病気で悩んでいる人に、「大丈夫。義足になっても幸せはなくならない。むしろ幸せは増やしていける。」
そう伝えたいからです。
これからも娘たちに、「うちのお父さん、かっこいい。」
そう言い続けてもらえるような、自慢の義足パパでありたいと思います。


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