「幸せって何だろう。」
17歳でがん。
33歳で右足を切断。
この言葉だけを見ると、多くの人はきっとこう思う。
「かわいそう」
「人生が大変そう」
「つらいことばかりだったんじゃないか」と。
実際、足を失った直後の自分も、未来が見えませんでした。
もう普通には生きられない。
もう人の視線が怖い。
もう以前の自分には戻れない。
そんなふうに思っていました。
でも今の自分は、はっきり言えます。
「めちゃくちゃ幸せです。」
義足になったことで、不便は確かに増えました。
痛みもある。
できないこともある。
だけど、“不幸”になったわけじゃない。
むしろ、義足になったからこそ気づけたことがたくさんありました。
何気なく家族と笑える時間。
子どもたちと手をつないで歩く時間。
「おかえり」と言ってくれる場所があること。
昔は当たり前だと思っていた日常が、今では全部、宝物です。
そして何より、ありのままの自分を受け入れてくれた妻との出会いは、人生を大きく変えてくれました。
「義足だから無理」じゃなく、「義足でも自分らしく生きればいい」
そう思えるようになった。
今では子どもたちの父親として、義足で生きる“カッコいいパパ”の姿を見せ続けたいと思っています。
休日は家族みんなでサッカー観戦。
我が家の趣味は、家族でFC岐阜を応援すること。
岐阜から北は岩手、南は宮崎まで全国各地へ一緒に応援に行きます。

「義足だからできない」ではなく、「義足でも楽しめる人生がある」
そんな姿を、子どもたちにも見せたい。
スタジアムで声を出して応援して、家族で笑って、同じ景色を見て喜び合う。
そんな何気ない時間こそ、自分にとって最高の幸せです。
だから私は、「義足パパ」として全国で講演活動をしています。
学校、教育委員会、人権研修、看護学校、たくさんの場所で、
✔ 障害=かわいそうではないこと
✔ 多様性には美しさがあること
✔ 人にはそれぞれ“できること・できないこと”があること
✔ 自分らしく生きていいこと
を、自分の人生を通して伝えています。
義足は、隠すものじゃない。
自分を表す“個性”の一つ。
モデルとして活動する時も、講演会で話す時も、「言葉」だけじゃなく、“生き方”で伝えたいと思っています。
もし今、人生に悩んでいる人がいたら。
障害や病気で苦しんでいる人がいたら。
「もう幸せになれない」と思っている人がいたら。
私は伝えたい。
人生は、失ったもので決まるんじゃない。
どう生きるかで、幸せは変わる。
義足になっても、自分らしく笑って生きていける。
そして今の自分だからこそ見える景色が、確かにあります。
全国の子どもたちへ、そして大人たちへ。
“障害=かわいそう”という固定概念を変えるために、これからも伝え続けます。
講演会・出前授業・研修会のご依頼、お待ちしております。
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